10月6日から9日にかけて「マイナビツール・ド・九州2023」が開催されました。国際自転車競技連合(UCI)公認のレースで、6人の選手で構成された国内外の18チームが参加。みやま市出身の兒島直樹選手(チームブリヂストンサイクリング)は、6日の小倉城クリテリウムと、みやま市もコースに含まれる7日の福岡ステージで優勝を果たしました。
■大会前に母校を訪問
10月3日に兒島選手の母校の水上小学校で行われた、チームブリヂストンサイクリングの講演会。競技の魅力や見どころなどが紹介され、兒島選手も思い入れがあるという伝統の「水上コール」で、選手たちにエールを届けました。兒島選手は「レース後半は足が動かなくなってくるけど、応援があると力が湧いてきます。地元のみやま市を走る福岡ステージで優勝したいです」と抱負を語りました。
■地元で証明した強さ
4つのステージのうち、2つのステージで優勝という成績を残した兒島選手。大会終了後も水上小学校を訪れ、結果を報告しました。福岡ステージは兒島選手単独で先頭集団に入り、アップダウンが繰り返される厳しいレースでしたが、ゴール手前の直線で競り勝ち、有言実行を果たしました。「坂道もあって終盤はきつかったですが、地元の声援が届いて不思議と体が軽くなりました」と笑顔で振り返りました。
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