市長コラム(101)

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■「災害復旧に全力で取り組む」
7月上旬、梅雨前線の活動に線状降水帯の発生が重なり、九州北部は記録的な大雨となりました。各地で土砂災害や河川の氾濫が相次ぎ、甚大な被害が発生しました。災害によりお亡くなりになられた方々に謹んで哀悼の意を表しますとともに、被災された方々に衷心よりお見舞いを申し上げます。また、被災された方々が一日も早い平穏な日常を取り戻されることを心から願っております。
八女市内でも大雨特別警報が発令され、住宅の浸水、道路、河川の損壊や上陽地区の一部では道路の寸断により一時孤立集落が発生するなど多くの被害が発生しました。市といたしましては、被災された皆様に寄り添いながら、早期復旧を最優先に全力を尽くしてまいります。
近年、全国各地で「これまでに経験したことのない大雨」による被害が頻発しており、本市においても平成24年豪雨災害をはじめ、令和2年、令和3年と甚大な被害に見舞われました。いつ、どこで発生するかわからない自然災害の脅威に対して、これまでの常識を超えた強い危機感を持ち、さらに防災意識を高める行動や啓発が重要となってまいります。これからも、早期復旧を最優先に全力で取り組むとともに、市民の皆さまの命を守る災害に強いまちづくりに努めてまいります。そして、増え続ける豪雨にどう備えていくべきか、さらにはどのように共存していくべきかという観点からもしっかり検討してまいりたいと考えています。

三田村　統之