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国指定重要無形民俗文化財 「八女福島の燈籠人形」公演

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福岡県八女市

■国指定重要無形民俗文化財 「八女福島の燈籠人形」公演
○ものがたりのあらすじ
平安時代の後期・鳥羽上皇に仕える玉藻之前という大変美しい女官がいました。上皇の寵愛を一身に受けていましたが、正体は尾が九つあったという白面金毛九尾の狐の化身でした。あるとき、清涼殿において催された管弦楽の折、不思議な出来事が起こりました。そこで陰陽博士安倍泰成にその正体を見やぶられ、はるか遠く下野国那須野の原に逃げ去りましたが追討の三浦上総介に討ちとられました。
しかし狐の怨霊は殺生石となって近くを通る人畜に危害を加えるようになりました。その後、百年程経た後深草天皇の治世、高徳の僧・玄翁和尚がみ仏の力をかりて杖で殺生石を三度たたくと、さしもの悪狐も昇天成仏しました。

今年の芸題:「玉藻之前(たまものまえ)」
会場:福島八幡宮境内
公演日時:
口開け公演…9月21日(木)20:00~
本公演…9月22日(金)・23日(土)・24日(日)
(1)13:30~(2)15:00~(3)16:30~(4)19:00~(5)20:30~
※1回の公演時間は約30分
主催:八女福島の燈籠人形保存会

問合せ:文化振興課
【電話】23・1982

八女福島の燈籠人形は、延享元年(1744)の放生会に人形の燈籠が奉納されたのが始まりと言われています。その後、明和9年(1772)に初めて人形が動くようになりました。舞台の左右の楽屋から繰り出す9本の長い棒と舞台下からの操作で人形を操ります。戦前までは氏子11町内の当番制で奉納上演していましたが、現在は福島校区23町内で保存会を結成し受け継いでいます。昭和52年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。

■町屋まつり
会場:八女福島の町並み
期間:9月22日(金)~24日(日)
内容:期間中、左記のほかにさまざまなイベントを実施します。
[23日(土)]
子ども和太鼓…15時~17時
手作り線香体験と八女の水車パネル展示…11時~16時(旧郡役所)
[24日(日)]
和太鼓競演 昼の部…15時~/夜の部…18時~(予定)
[23日(土)~24日(日)]
池坊いけばなミニ花展…10時~16時(堺屋和室※こどもいけばな体験(24日13時~14時)
八女福島町家散策ツアー(燈籠人形屋台裏を含む)※詳しくは下記参照
郡役所マーケット10時~17時(旧郡役所)
[22日(金)~24日(日)]
研いで磨いてマイ塗り箸作り体験(有料)10時~16時(緒方仏壇本店)

問合せ:町屋まつり部会・江口
【電話】090・2507・6901

■八女福島町家散策ツアー
八女福島町家散策ツアーを開催します。普段なかなか見れない町家や280年の歴史がある八女福島の燈籠人形の屋台バックヤードを散策します。町家の生活様式や八女福島の歴史文化にふれる良い機会になります。
日時:9月23日(土)・24日(日)13時30分集合(所要時間:約2時間30分)
集合場所:高橋宏家(八女ふるさと塾本部)※福島八幡宮入口北側
参加費:1000円(小学生以下無料)
定員:各回先着10人程度

予約・問合せ:八女ふるさと塾・中島
【電話】090・8917・8208

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