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【特集】白城の里「旧大内邸」リニューアルオープン

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福岡県八女市

明治から昭和の初期にかけて政治家として、その後は東亜同文書院の院長として、日中友好親善につとめた大内暢三(ちょうぞう)の生家を一般公開し、生涯学習・文化交流・地域振興の施設として活用しています。

4月から旧大内邸を指定管理者として施設を運営している(株)うなぎの寝床の池田と申します。
このたび立花の歴史と食文化を伝えるための施設として、キッチン周りや加工品の設備等が改装されました。歴史資料の展示施設としてだけではなく、お茶を提供するカフェとしても活用しています。利用した皆さんからは、「ゆっくりとした時間を過ごせる場所」、「自分だけの秘密の隠れ家にしたい」と好評をいただいています。非日常的な雰囲気を味わい、疲れた心と体をリフレッシュする場所としてご利用ください。
地元の皆さんにも八女の魅力を知ってもらい、外部のお客様との交流の場を提供するため、今後もさまざまなトークイベントなどを開催したいと思っています。ご家族や友人と八女市の宝である旧大内邸で、素晴らしい時間を過ごしていただけることを心より願っています。

白城の里「旧大内邸」
所在地:八女市立花町白木3245
開館日時:9時~17時
休館日:毎週火曜日(火曜日が祝祭日の場合は翌日)

問合せ:
【電話】35・0415

歴史的資料の展示だけでなく、レストランとカフェを併設し、歴史と癒やしの空間を提供できる施設へとリニューアルしました。

◆白城のおだいどこ「よーらこんね」
地元のお母さんたちが作っていた「母の膳」を、若い世代の女性たちが新しい形にして受け継いでいます。八女の旬の食材を使用した里山御膳を提供します。ゆったり、ほっこりする故郷の味をお楽しむことができます。
提供日:土・日・祝日のみ
※11時、12時、13時からの提供
【電話】090-4940-5381(担当…中島)
※ご希望日の3日前までに要予約

○ほっこりするふるさとの味
コンセプトは、農家の皆さんが日常的に食べている地味で飾らない料理を提供することです。その時々で採れる旬の野菜を使い、立花町の食材にこだわった料理を提供しています。普段家庭で食べているものに、盛り付けや彩りを工夫することを心がけています。
旬の野菜を活かしたメニューを考えるのは楽しく、お客さんに「旬のものを食べられるのがいい」と楽しんでいただけることに喜びを感じます。将来的には、プリンなどの加工品もテイクアウトできるよう展開し、多くの人々にその味わいを広めていきたいと考えています。
今後は、若い世代のメンバーを増やし、受け継がれてきた地元料理の伝統を守り続けることが使命だと感じています。地元の人にこそ、旧大内邸をより知ってもらいたいと思っています。

◆カフェ「kumu」
八女で採れる旬の素材を使ったお菓子や、八女茶、オリジナルドリンクを旧大内邸の空間で楽しめるカフェkumu(クム)。地元の食材を使用したランチや、地元酒蔵の酒粕を使用したデザートを楽しめます。地元秘伝のレシピを元にし旧大内邸で製造する加工品も販売しています。
営業時間:11:00-17:00(O.S16:00)
定休日:火・水曜日(祝日の場合は営業)

○癒やしの空間で産地直送の味カフェ「kumu」
地域おこし協力隊としてここで暮らしながら、八女の歴史文化や食文化を紹介する仕事にやりがいを感じています。地元のお母さんたちからは家庭料理のレシピなど、食文化も教わっています。八女は食材が季節ごとに豊富に揃っているので、作るものに幅が出て楽しいです。
八女の魅力を発信しながら、皆さんにおいしい料理と「ほっ」とする時間を提供し、お客さんが「旧大内邸の雰囲気がいい」と喜んでもらえるのが嬉しいです。大内暢三さんの資料を見に来られたついでに、お茶を飲んでいただければ最高です。気軽に立ち寄って、八女の魅力に触れる貴重な体験をしていってください。

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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