~まちの持続可能性を高め、未来を拓こう~
あけましておめでとうございます。
2024年もよろしくお願いいたします。
子どもと子育て世代を大切にすることは私たち先行世代の「未来への責任」といえます。次世代、さらにはその先の世代に、私たちが享受しているよりも豊かな社会をつないでいくことは、私たちの務めです。
古賀市は4月から福岡都市圏で初めて子ども医療費を18歳まで完全無償化します。これまで、妊娠・出産・乳幼児期の切れ目ない伴走型支援や、小・中学校の全ての学年での原則35人以下学級の実現をはじめとして、子育てと教育の充実を図ってきていますが、チルドレン・ファーストの政策をさらに強化します。
今、日本全体で少子化・人口減少がどんどん進み、古賀市も例外ではありません。なぜか。子育て世代が安心して産み育てられる状況にないからです。右肩上がりの成長の時代が終わり、ひと昔前のように雇用は安定していません。共働きが主流になったものの、家庭の可処分所得が増えていない現実があります。
子育てと教育にはお金がかかります。本来、子ども医療費の無償化は国が責任を持って全国一律で実現すべきですが、その動きが乏しいため、古賀市独自の財源で実施することを決めました。そもそも市町村財政は厳しく、引き続き、政府・国会に子育て支援の強化、教育環境の充実を強く求めていきます。
あわせて、子育て家庭を取り巻く多様なニーズを捉え、共に歩んでいきます。医療的ケア児をはじめ、障がいのあるお子さんとご家族のそれぞれの状況に対応し、きめ細かな支援をしていくことも大切です。国や県、民間の事業者さんとも連携を図り、支援体制の強化を進めていきます。
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