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7月は「青少年の非行・被害防止全国強調月間」

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福岡県大川市

近年はスマートフォンやSNSをはじめとする機器やサービスが急速に浸透し、子どもを取り巻くインターネット環境が大きく変化しています。
そうした中、SNSの利用をきっかけに、児童買春や児童ポルノ、児童誘拐事件などに巻き込まれる被害児童数が増加傾向となっています。

■福岡県内におけるSNSに起因する被害児童数の推移
福岡県警啓発資料「少年のみちびき」より引用
近年、スマートフォン等の普及に伴い、SNSに起因する児童の犯罪被害が高水準で推移しています。

令和4年中の福岡県内におけるSNSに起因する被害児童111人のフィルタリングの利用状況は、フィルタリングの利用の有無が判明した被害児童80人のうち、71人がフィルタリングを利用していませんでした。

・児童とは「満18歳に満たない者」をいいます。

■子どもを守るために保護者ができる3つのポイント
◇1 ペアレンタルコントロールを活用する
保護者があらかじめパソコンやスマートフォンに設定を行い、使用時間や機能などの制限を行う仕組みです。子どものプライバシーに配慮しながら、発達状況に応じて上手く活用しましょう。

◇2 フィルタリングを活用する
大川市における小学5年生から中学3年生におけるインターネット利用率は90%を超えていますが、保護者によるフィルタリングの実施率は55%とまだまだ進んでいないのが現状です。フィルタリングは危険なサイトに近づかせないための便利な機能です。年齢や家庭のルールに応じてカスタマイズすることが可能なものもあります。上手に使って子どもの安全を守りましょう。

『携帯電話(スマートフォン)等の利用についてのアンケート』結果(大川市令和3年6月)

※携帯電話事業者がフィルタリングサービスを提供しています。フィルタリング設定の詳細につきましては携帯電話事業者にお問い合わせください。

◇3 親子で家庭のルールをつくる
家庭内で話し合いながらルールづくりをするなど、保護者や周囲の大人たちでしっかりと見守っていきましょう。
大川市では、令和3年12月に大川市PTA連合会をはじめ市内各団体が共同で「“新”安心ネット宣言」を行っており、地域全体で安心・安全にインターネットを利用するための取り組みを進めています。子どもたちの健やかな成長、そして未来を生きる子どもたちを守るためにも家庭・学校・地域全体で子どもたちを支えていきましょう。

■大川っ子の健やかな成長のために “新”安心ネット宣言
必要がなければスマホ・ゲーム機等は 持たない/持たせない
スマホ・ゲーム機等を 持ったら/持たせたら
3つの約束について家族でしっかり話し合い、子どもは守ります!保護者は守らせます!
約束1:規則正しい毎日を送るために時間を決めて 使用します/使用させます
約束2:誰とでも仲良く生活するために使い方を考えて 使用します/使用させます
約束3:明るく楽しい毎日にするために責任をもって 使用します/使用させます
中学校生徒会の皆さんと一緒につくりました

問合せ:生涯学習課
【電話】85-5618

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