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令和5年度 当初予算(4)「市民ニーズに応える令和の都だざいふ予算」の主な事業-3

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福岡県太宰府市

■第3の戦略 令和発祥の都にふさわしい大太宰府構想(圏域拡大戦略)
◆令和文化会議の定期的開催
○万葉大茶会の開催 予算14,260千円
万葉集編さん者とされる大伴家持ゆかりの地を繋ぎ、元号令和の由来となった「梅花の宴」を茶会形式で再現する万葉大茶会のイベントを、昨年の開催地である鳥取県鳥取市からバトンを受け継ぎ、令和5年度は実際に「梅花の宴」が開催された本市で開催します。

◆史跡の先進的多用途活用の更なる強化
○大宰府跡整備基本計画策定 予算9,798千円
令和4年度から計画策定へ向け利用実態調査や関係者の意見交換会などを行いました。令和5年度には新たに「太宰府市史跡整備検討委員会」を設置し、元号令和の発祥の地である「大宰府跡整備基本計画」の策定を進めます。

○歴史的街なみの保全 予算23,200千円
太宰府天満宮門前町を中心としたエリアの歴史的な家屋や店舗、市内に点在する社寺建築の保存修理やその他の建造物に対する景観修景にかかる費用などを助成し、歴史的な街なみの保全を推進します。

○先端技術を用いた文化財の活用 予算4,554千円
史跡の先進的多用途活用の一環として、先端技術を導入した3次元データを解析・生成するシステムを活用し、文化財の調査研究、保存に活用するほか、「まるごと太宰府歴史展」や関連イベントなどで、文化財の3次元複製品の制作過程などに触れる機会を設け、世界に羽ばたく人材育成も念頭に若年層を主体とした活用を進めます。

◆太宰府市応援団の活用・拡大
○文化芸術振興事業 予算3,114千円
令和5年度にプラム・カルコア太宰府で実施する文化芸術振興事業は、市制施行40周年記念式典で委嘱した令和の都だざいふ応援大使を活用した内容での実施を企画します。

◆国・県・自治体の広域連携の前進
○日本遺産の広域連携推進 予算19,236千円
日本遺産「西の都」について、国県や近隣自治体との広域的多面的な連携による相乗効果の発揮を図ります。令和5年度は、大宰府跡ほか構成文化財のサイン整備を実施するなどの普及啓発活動に積極的に取り組んでいきます。

◆戦略的シティプロモーションの強力な推進
○シティプロモーションの推進 予算10,000千円
戦略的広報の視点で、組織横断的に統一したシティプロモーションを展開します。
市制施行40周年記念式典にて、宮本雄二氏、道下美里選手、高田課長さん、おとものタビットに「令和の都だざいふ応援大使」を委嘱しました。これからも機会を捉えて本市にゆかりのある著名人や将来性豊かな人材などを応援大使として委嘱し、プロモーション活動の充実拡大を行います。
現在、市からの情報をさまざまな手段で発信していますが、情報伝達の更なる向上を図るため、市政・防災情報に加え観光情報などの一体的発信を検討します。

■第4の戦略 1300年の歴史に思いを致す持続可能な太宰府構想(行財政改革戦略)
◆行財政改革の更なる断行
○ふるさと納税の推進 予算955,134千円
各種媒体を通じたトップセールス、クラウドファンディング、企業版ふるさと納税の導入などの取り組みを行ってきた結果、令和4年度の寄附額は12億円を上回っています。令和5年度は戦略的シティプロモーションや魅力ある返礼品の拡充、ポータルサイトの増設などにより、寄附額10億円の大台を引き続き達成し、より多くの寄附をいただけるよう取り組んでいきます。

◆窓口機能の充実・強化を始めとする組織再編
○こども家庭センターの開設 予算15,374千円
令和5年4月に「こども家庭庁」が発足することに関連して、児童福祉と母子保健の一体的な提供を行う「こども家庭センター」を他市に先駆けいち早く令和5年度に先行開設することを目指します。現在、拠点となる子育て支援センターの増改築に着手し、併せて相談支援体制の拡充や、いきいき情報センター内の「子ども発達相談室」を本施設へ移転することを計画しています。児童福祉に関する「子ども家庭総合支援拠点」の機能と、母子保健に関する「子育て世代包括支援センター」の機能を統合した「こども家庭センター」を開設し、全ての妊産婦・子育て世帯・子どもに対する包括的な相談支援などの充実を図ります。

◆新しい公共の促進
○通いの場への積極的支援 予算16,213千円
高齢者の健康課題などを生活圏域ごとに分析し、高齢者が集まる「通いの場」で課題の共有や健康教育を行っていますが、令和5年度は対象を市内全域に拡大します。生活習慣病の管理やフレイル予防が必要な高齢者宅を専門職が訪問して保健指導を行い、必要なサービスへつなぐ取り組みを市内全域で実施し、「高齢者の保健事業と介護予防等の一体的実施事業」を強化します。

○放課後子ども教室 予算714千円
現在、放課後の子どもたちの安全で健やかな居場所づくりを行い多様な体験活動ができるように、2つの小学校で地域コーディネーターを中心に地域人材や市内大学生の協力のもと、放課後子ども教室を実施しています。令和5年度は実施校を拡充し活動内容の充実を図ります。

◆ゼロカーボンシティの推進
○地球温暖化対策の推進 予算8,000千円
ゼロカーボンシティの実現に向け、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス、戸建住宅用再生可能エネルギー発電等設備、次世代自動車の導入を促進するための補助金制度を継続して行います。

○街路灯防犯灯などのLED化 予算10,468千円
街路灯や防犯灯、公共施設の照明のLED化を計画的に進めます。ゼロカーボンシティの実現に寄与し、消費電力量およびCO2排出量の削減を図り、従来よりも明るい安心安全なまちづくりを推進します。

◆DXの推進と人材育成
○交通情報案内システムの充実 予算5,624千円
本市の慢性的課題の渋滞解消を図るために、市内の渋滞情報や駐車場の満空情報のウェブサイトでの配信において、より事業の効果を高めるため、既存のライブカメラを活用した満空情報の自動判定化などを検討し、更なるシステムの充実を図ります。

問合せ:経営企画課企画政策係
【電話】内線535

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