本市では、だれもが個性と能力を十分に発揮する男女共同参画社会の実現を目指してさまざまな取り組みを推進しています。本年3月に策定した「第3次太宰府市男女共同参画プラン」を紹介します。この機会に男女共同参画について考えてみませんか。
■第3次太宰府市男女共同参画プラン(令和5年度~令和9年度)
○プランの基本理念
すべての人が性別にかかわりなく個人として尊重され、一人ひとりの個性や能力を発揮しながらいきいきと暮らすことができるまちづくりを目指します。
○主な取り組む課題
(1)固定的な役割分担意識や性差に関する偏見を解消するための取組を推進します。→男女共同参画講座の実施、性別にとらわれない教育の推進など
(2)子育て・介護・医療・まちづくりを充実する施策に取り組みます。→審議会などへの女性登用、子育て・介護・医療への支援など
(3)心身の不安を解消し、安心安全に暮らせる基盤づくりを推進します。→各種相談事業、検診・健康づくり事業など
○それって思い込みかも?
「男は仕事、女は家庭」「会長や管理職は女性には難しい」「自分の周りには性的マイノリティはいない」などと思ったことはありませんか?
これは、これまでの経験や周囲の意見、日々接する情報から影響を受けて物事を判断しようとする“無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)”です。
アンコンシャス・バイアスは誰もが持っていて、それ自体悪いことではありませんが、無自覚でいると相手を傷つけたり、自分自身の可能性を狭めたりします。特に、男らしさ・女らしさに関する思い込み(ジェンダーバイアス)は、固定的な性別役割分担意識を生み出し私たちの生きづらさにつながります。
無意識なので気づきにくく、完全になくすことは難しいですが、「これって思い込みでは?」と立ち止まって考えることで「普通は○○だ」という決めつけがあることに気づくきっかけになります。
アンコンシャス・バイアスを解消していくためには、自分の持つバイアス(思い込み)の存在にまずは“気づくこと”から始めましょう!
無くそう思い込み、守ろう個性みんなでつくる、みんなの未来。(令和5年度「男女共同参画週間」キャッチフレーズ)
問合せ:人権政策課 男女共同参画推進係
【電話】内線542
ページID:28175、28295
<この記事についてアンケートにご協力ください。>