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学校教育

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福岡県広川町

■町内の小中学校の「重点目標」や「教育方針」などをご紹介
回答項目:
1.今年度の重点目標・教育方針
2.学校内で制限を緩和したこと、しようと思うこと
3.規制解除後に子どもたちに期待すること
4.コロナ禍で得たこと
5.学校のアピール

□広川中学校
中園仁彰 校長
清水俊夫 教頭

1.重点目標を「伸びを実感する生徒の育成」としました。コロナ禍の3年間で社会の様相が劇的に変化し、そこから得た成果と課題に基づいた指導方針を立てるべきと考えた結果です。自分の立てた目標に向けて生徒がそれぞれに努力し、自分自身の成長や目標達成の喜びを味わってもらいたいと考えています。

2.マスクの着用は、社会状況に合わせて段階的に解除しています。感染リスクの対策を講じながらも、5月8日以降は生徒同士が互いに顔を合わせてコミュニケーションをとれるような環境にしていきたいです。

3.相手の顔を見ながらコミュニケーションをとり、学校や学年行事に積極的に取り組む姿に期待です。学習場面では「教え合い」や「意見交換」など、生徒間での交流の場を設け、学習の質を高めていくことを考えています。自分の考えを広げたり深めたり、意欲的に学べる環境の整備に努めます。

4.生徒たちが、自分の心身の状況について関心を持てるようになったことだと感じます。体の不調についてしっかりと把握し、正常に保つための努力を自然とできるようになりました。教職員全体で指導に取り組んできた成果だと思います。

5.より良いあいさつを目指し、あいさつのときに一言添えるなどの「5Sプラス1運動」を実践しています。この取り組みは、地域の人とのコミュニケーションの大切さを考え、生徒たちが立案しました。広中の一番の自慢は、そのような向上心あふれる素直な生徒がたくさんいることです。

□上広川小学校
猪口正亮 校長
波田悦子 教頭

1.「思いや考えを伝え合う力」と「楽しいことや大事なことに自分から働きかける力」を伸ばしていきたいと考えています。子どもたちの心の中にあるさまざまな思いを、言葉にして伝えられる力を育てることはとても大切です。相手の思いを推し量る力も合わせて伸ばしていきたいと思います。

2.声をそろえて音読する子どもの元気な姿や歌声、リコーダーの合奏など、当たり前だった「声」や「音」が戻ってきました。マスクを外す場面も増え、もともと明るい子どもたちの笑顔がさらに輝いてきたと感じています。

3.学習や運動、遊びなどの活動を思いきりさせたいと思います。学校から飛び出し、広川町のすてきな「ひと・もの・こと」に出会い、直接触れる機会をたくさん作ってあげたいと考えています。地域の人に参加いただける行事も再開していきたいです。

4.長年取り組んできた「図書館教育」は、コロナ禍の中でも子どもたちの心の安定につながりました。また、ICTを上手に活用することで考えの幅が広がり、発想を転換しやすくなったように思います。行動が制限される中でも、みんなで工夫すれば前進できるという経験は大きな収穫です。

5.学校図書館の取り組みに対しての高い外部評価は、子どもたちや職員にとって何よりうれしいことです。これからも、たくさんの本と出会える環境づくりに努めます。本校が少人数であることは「一人ひとりをよく見つめることができる」という強みであると考えています。

□中広川小学校
塚本保代 校長
今村洋 教頭

1.重点目標を「言葉でつながることができる子どもの育成」としました。語彙力を伸ばし、しっかりと伝え合うことができる子どもを育てていきます。「やればできる」という達成感や友だちとつながることの楽しさを感じてもらえるように、表現活動と協働体験活動を少しずつ取り戻していきたいと考えています。

2.始業式や遠足などの行事を以前と近い形で実施することで、一体感が生まれ、子どもたちの表情が生き生きとしてきました。運動会や宿泊を伴った活動なども、できる範囲で緩和していこうと考えています。子どもたちの笑い声が聞こえたり、手をつないで歩いたりと、以前では当たり前に目にしていた光景がとても貴重なものだと再認識しています。

3.大きく口を開けて笑い、友だちとたくさん話してもらいたいです。同じ目標を成し遂げた時は手を取り合って喜びを分かち合い、仲間を励ますときは肩をしっかりと組むなど、スキンシップもたくさんとってほしいと思います。

4.「話すこと」を制限されたことで「聴く構え」を身につけたと感じます。また、音声での表現が制限された分「書くこと」で自分の考えを表現することを充実させてきました。その結果、学力テストなどで自分の考えを文にする力が向上したことは大きな成果です。

5.コロナ禍の経験も踏まえ、ピンチをチャンスに変えられるかは学校の取り組み方次第です。職員一丸となり、今年度もがんばります。

□下広川小学校
安達幸子 校長
中島由貴 教頭

1.重点目標は「自ら考え、つながりあう子どもの育成」としました。人と人とのつながりは、生きていく上で欠かせないものです。安全・安心な学校運営に全力を注ぎながらも、子どもと教師・地域・学校がつながり合い、思いや良さを認め合いながら成長していける学校にしていきたいと考えています。

2.時と場合に応じたマスクの着脱を指導したこと、集会や朝会などの教育活動を集合形式に戻したこと、休み時間の運動場使用や図書館利用をほぼ全校自由にしたことです。コロナ禍前のように元気に外で遊ぶ姿や、読書に励む姿がたくさん見られるようになりました。

3.子どもたちは、学習と遊びが何よりの仕事です。頭・心・体を鍛えることができる環境づくりに努め、思いきり学んだり遊んだりして経験を積んでもらいたいと考えています。

4.昨年9月に、感染対策をとりながら全校での体育科学習「下広オリンピック」を開催しました。上級生と下級生がペアとなり活動することで、子ども同士の関わりを通した成長を見ることができました。

5.今年度、本校は創立150年を迎えるにあたり、ささやかな150周年事業を計画しています。そのための協賛を募っており、その1つが「空き缶(アルミ缶)回収」です。
校舎入口に回収所を設けていますので、ぜひご理解とご協力をお願いします。

[150周年記念事業に関して]
問合せ:下広川小学校(担当…教頭)
【電話】0942・53・3827

問合せ:子ども課学校教育係
【電話】0943-32-1194

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