渡邉町長、任期を終えて

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■退任のあいさつ
この度、5月21日の任期満了をもって、広川町長の職を退任いたしました。平成19年4月に初当選させていただいてから、4期16年間の在任中は、町民の皆さまをはじめ、町議会議員各位、関係機関団体の皆さまのご支援のおかげをもちまして、着実に町政運営を進めることができましたことを心より感謝申し上げます。
4期目では、新たに策定した「第4次広川町総合計画(改訂版)」の基本理念に基づき、「みんなでつくる未来・だれもが元気で笑顔に満ちたまち」を目指すべき将来像に掲げ、行政改革に取り組み、町政を進めてまいりました。
子育て支援では、子育て支援センターの利用拡充に加え、中学生までの医療費無償化を実施し、農業・商工業の振興では、新規就農者・創業者の支援や後継者育成に力をいれ各種事業を実施しました。健康づくりの推進では、健康寿命延伸のための施策を掲げ、健診や保健指導、運動習慣化を重点的に取り組み、特定保健指導実施率で厚生労働大臣より表彰状を頂くまでとなりました。防災体制・機能の充実としては、避難所機能を充実させた下広川小学校体育館や防災活動拠点としての機能をもった庁舎を建設し、災害に強いまちづくりに力を注ぎました。今期は、新型コロナウイルスへの対応により、住民の皆さまへ不自由な生活を強いることとなりましたが、ワクチン接種対応や経済・景気対策も、他市町に負けない速さと内容で支援を進めました。
広川町の人口課題や社会資本整備など気がかりなこともありますが、新しい町のリーダーに次の時代を託し、今後は1人の町民として広川町の発展を陰ながら応援してまいりたいと思います。新町長と議会、職員が同じ方向を向き、さらなる町の発展にご尽力いただきますよう、ご祈念申し上げます。
結びに、これまでお寄せいただきましたご厚情に心からお礼を申し上げますとともに、皆さまのご活躍とご健勝をご祈念申し上げ、退任のあいさつといたします。長い間ありがとうございました。

広川町長　渡邉元喜