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市の動き 令和5年度予算編成(1)

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福岡県朝倉市

■令和5年度
予算一般会計401億3000万円
「復興計画」発展期へ向け、創意工夫を凝らし朝倉市を活性化するための予算
令和5年度は、人口減少・少子化対策などの「地方創生」事業や、庁舎建設を本格化させる経費を計上し、「復興計画」の発展期へ向け、創意工夫を凝らし朝倉市を活性化するための予算を編成しました。
一般会計と特別会計を合わせた予算総額は、547億8785万1千円。前年度本予算(6月補正後)と比べて、40億3728万4千円(8・0%)の増となりました。
一般会計では、災害関連事業が災害復旧事業の進捗(しんちょく)により、約14億円減額となった一方、その他は庁舎建設事業等の影響により約54億円増額となったため、全体としては前年度本予算と比べ40億2004万5千円の増額となりました。

◆一般会計歳入

◆Pick up
○自主財源・市税は増加
市が自ら確保できる財源「自主財源」は、154億2478万円(前年度比20億4250万6千円、15.3%増)で歳入全体の38.5%です。
市税は、個人給与所得の増や固定資産税の新築家屋分の増等が見込まれることから前年度比2億6180万円、3.7%の増となっています。
○依存財源は増加
地方交付税は、76億円(前年度比1億円、1.3%増)となり、地方交付税の不足を補てんする臨時財政対策債は、1億5千万円(前年度比2億円、57.1%減)となりました。臨時財政対策債を除く市債は、58億4920万円(前年度比38億1410万円、187.4%増)です。
また、国県支出金は、新型コロナウイルス感染症対策事業や災害復旧事業の進捗により90億8355万2千円(前年度比18億7546万9千円、17.1%減)です。
○市債残高は増加
令和5年度末の市債残高見込は約330億円、返済額より借入額が大きいため、市債残高は増加しています。後年度に地方交付税により措置されるものが多いため、実際の市の負担はその措置を除いた金額となります。

◆市税収入の推移

◆市債残高の推移

■用語説明
◆歳入
市税:市民税や固定資産税、軽自動車税など
地方交付税:国税として徴収した所得税・法人税・酒税などの一定割合が、市の財政状況に応じて配分される
国庫支出金・県支出金:国の委託や市の事業に対して、国や県から交付される補助金・負担金・委託金など
市債:公共事業の資金調達のための国や金融機関などからの借入金

◆歳出
扶助費:社会保障制度の一環として、高齢者、児童、心身障がい者などに支援するための経費
人件費:議員報酬、職員給与など[公債費]借り入れた市債の元利償還金
災害復旧費:災害で被災した施設などを復旧するための経費
民生費:安定した社会生活を保障するための経費。児童・老人福祉・生活保護・その他社会福祉費など

◆一般会計歳出[目的別グラフ]

◆一般会計歳出[性質別グラフ]

◆Pick up
義務的経費は増加
義務的経費とは、市の運営に必要不可欠な費用のことで、家計では食費や医療費などの生活費にあたるものです。
議員報酬や職員の給料などの「人件費」、社会保障経費の「扶助費」、市の借金の返済金である「公債費」の3つの義務的経費は137億9047万3千円(前年度比9343万2千円、0.7%増)となり、一般会計歳出の34.4%を占めています。
「人件費」は、新型コロナウイルス感染症に伴うワクチン接種対応職員の経費などの減、「扶助費」は障がい福祉サービス事業などの増、「公債費」は、災害復旧事業などの償還により増加しています。

◆特別会計

問合せ:市総務財政課
【電話】28-7598

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