文字サイズ
自治体の皆さまへ

5月5日~11日は児童福祉週間

1/31

福岡県朝倉市

こどもに優しいまちはみんなに優しいまち
みんなが幸せな生活を送ることができるまちへ

■すべてのこども・大人に知ってほしい!
「こども基本法」を知っていますか?
こどもや若者のみなさんは、一人ひとりがとても大切な存在です。そして自分らしく幸せに成長でき、暮らせるように、社会全体で支えていくことがとても重要です。
こども基本法は、こうした社会を目指してこどもや若者に関する取組を進めていくための基本となる事項を定めた法律です。令和5年4月に、こども家庭庁が創設されるのと同時に、こども基本法が施行されました。

◇こども基本法QandA
Q・そもそもどんな目的でこの法律がつくられたのですか?
A・すべてのこどもや若者が将来にわたって幸せな生活ができる社会を実現するため、こども基本法がつくられました。
こども施策の基本理念などを明確にし、国や都道府県、市町村など社会全体でこどもや若者に関する取組「こども施策」を進めていきます。
これからは、国や都道府県、市町村が、この基本法の内容にそって、こどもや若者に関する取組を行っていきます。

Q・「こども施策」ってどのような取組をするのですか?
A・次のような取組をしていきます。
・大人になるまで切れ目なく行われるこどもの健やかな成長のためのサポートをすること
例:居場所づくり、いじめ対策など
・子育てに伴う喜びを実感できる社会の実現のためのサポートをすること
例:働きながら子育てしやすい環境づくり、相談窓口の設置など
このような取組と一体的に行われるものとして、教育施策、雇用施策、医療施策などが挙げられます。
教育施策:国民全体の教育の振興など
医療施策:小児医療を含む医療の確保・提供など
雇用施策:雇用環境の改善、若者の社会参画支援、就労支援など

Q・「こども」とは何歳までのことですか?
A・こども基本法では、18歳や20歳といった年齢で区切らず、心と身体の発達の過程にある人を「こども」としています。
こどもや若者のみなさんのそれぞれの状況に応じて必要なサポートを行い、社会で幸せに暮らしていけるよう、支えていきます。

Q・こども施策を決める上で、大切なことはありますか?
A・こども施策は、6つの基本理念をもとに行われます。
(1)すべてのこどもは大切にされ、基本的な人権が守られ、差別されないこと。
(2)すべてのこどもは、大事に育てられ、生活が守られ、愛され、保護される権利が守られ、平等に教育を受けられること。
(3)年齢や発達の程度により、自分に直接関係することに意見を言えたり、社会のさまざまな活動に参加できること。
(4)すべてのこどもは年齢や発達の過程に応じて、意見が尊重され、こどもの今とこれからにとって最もよいことが優先して考えられること。
(5)子育ては家庭を基本としながら、そのサポートが十分に行われ、家庭で育つことが難しいこどもも、家庭と同様の環境が確保されること。
(6)家庭や子育てに夢を持ち、喜びを感じられる社会をつくること。
「こども基本法」について、興味を持っていただけたでしょうか?国や都道府県、市町村でこども施策を進めていきます。
こどもも大人も、みんなが幸せな生活を送ることのできる「こどもに、みんなに、優しいまち」をつくっていきましょう!
「こども基本法とは?(こども家庭庁)」より引用

■第1回みんなの人権セミナー
「こども基本法の施行で何が変わるの?」
「こども基本法」「こども家庭庁」の設置で何が変わるのか?何を変えていかないといけないのか?スッキリわかりやすくお伝えします。
日時:5月26日(金)19時~20時30分
講師:田原泉さん(NPO法人にじいろCAP理事)
場所:ピーポート甘木第4・5学習室

◇にじいろグループは「こどもにやさしいまちづくり」を実践するため、福岡県、佐賀県などを中心に年間約700回の研修や講座など実施しています。たくさんの子どもや大人の話に耳を傾けつづけています。

問合せ:市人権・同和対策課
【電話】28-7861

■子どもの明日を考える講演会
「SNSをきっかけとする子どもの犯罪被害と危険性」
日時:6月28日(水)19時~20時30分
場所:ピーポート甘木中ホール
講師:磯元孝史さん(朝倉警察署生活安全課長)
託児:1歳~未就学児(6月20日までに要予約)
申込方法:電話またはメール

問合せ・申込先:市文化・生涯学習課
【電話】22-2811
【E-mail】bunka-syougaku@city.asakura.lg.jp

■子育ての相互援助活動
子育てサポーター養成講座
子育てのお手伝いや手助けをしたい皆さん。講座に参加して、これまでの経験や知識を地域で生かしませんか?
期日:6月7日(水)、9日(金)、14日(水)、16日(金)、21日(水)(全5回)
時間:10時~16時10分
場所:朝倉地域生涯学習センター会議室2
申込方法:電話(託児あり)

問合せ・申込先:ファミリー・サポート・センターあさくら事務局
【電話】24-0055

■「児童の権利に関する条約」についても知っておこう!
こどもの基本的人権を国際的に保障するために定められ、現在では、日本を含めた世界196の国・地域が締約している世界的な条約です。
この条約には、次の4つの大切な考え方があり、こども基本法を知る上でとても大切になります。
・生命、生存及び発達に対する権利(命を守られ成長できること)
・子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいこと)
・子どもの意見の尊重(意見を表明し参加できること)
・差別の禁止(差別のないこと)
※詳しくは日本ユニセフ協会HPへ

問合せ:市子ども未来課
【電話】28-7568

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU