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自治体の皆さまへ

特集 命を守る防災(1)

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福岡県朝倉市

■梅雨が来る
今年も出水期(梅雨・台風の時期)を迎えます。
朝倉市に大きな爪痕を残した平成29年77月九州北部豪雨から、間もなく66年。二度とあのような被害を受けないように、私たちはどのような行動を取らなければならないのでしょうか。
災害による被害をできるだけ少なくするためには、一人ひとりが自ら取り組む「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合って取り組む「共助」、国や地方自治体などが取り組む「公助」が重要だといわれています。中でも基本となるのは「自助」。自らの命は自らが守る意識を持ち、一人ひとりが自分の身を守ることに備えることです。災害に備え、自分の家の安全対策をし、外出時に地震などに遭遇したときの、身の守り方を知ることが必要です。
平時からハザードマップを確認し自宅とその周辺の災害リスクを認識するなど、どのような災害の危険が及ぶのかを考え(空想力)、その被害を最小限にするために必要な対策を行うこと(創造力)が重要です。多くの人が、自助・共助により命を守ることができれば、警察・消防・自衛隊などによる救助活動の公助は、効率的に行われ、他の被災者の命を救う(守る)ことにつながります。

問合せ:市防災交通課
【電話】28-7554

■Check1
避難基準が変わりました!
Point 避難基準を市内全域すべて同じに
平成29年7月九州豪雨災害により甚大な被害を受け、災害発生の危険性が高かったエリアの治山・砂防ダムや河川、道路等の復旧工事が進み、避難路を含めて地区の安全性が高まりました。
令和5年度の出水期から市内すべての基準を統一することで見直します。

◇洪水、内水、土砂災害に関する基準(市内全域統一基準)

◇取るべき避難行動
警戒レベル(5)緊急安全確保…災害が発生または切迫した状況で命の危険があるため、直ちに安全を確保する。
警戒レベル(4)避難指示…災害発生のおそれが高い状況であるため、危険な場所から全員避難する。
警戒レベル(3)高齢者等避難…高齢者など避難に時間のかかる人とその支援者は避難する。その他の人も必要に応じ、普段の行動を見合わせ始めたり、危険を感じたら自主的に避難したりする。
警戒レベル(2)…避難に備え自らの避難行動を確認する。
警戒レベル(1)…災害への心構えを高める。

■ダムに関する避難基準(佐田川・小石原川流域住民を想定

※緊急放流の30分前に緊急効果音とサイレンが鳴ります。本紙QRコードからデモを視聴できます。
※「緊急放流(異常洪水時防災操作)」とは、大雨などによりダムの計画規模を超える流入量が予想され、これ以上ダムに水を貯められなくなる場合に、流入した水量をそのまま下流に通過させる操作のことです。

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