特集 夏のヒーロー、 ヒロイン(3)

3／34

■レスリング
鬼塚一心(いっしん)さん
鶴田響輝(ひびき)さん
平田欧介(おうすけ)さん
【鬼塚一心さん(3年)】
全国高校総合体育大会レスリング競技大会92kg級：準優勝
U20アジア選手権グレコローマンスタイル87kg級：出場
【鶴田響輝さん(3年)】
全国高校総合体育大会レスリング競技大会65kg級(団体)：出場
【平田欧介さん(2年)】
全国高校総合体育大会レスリング競技大会60kg級(団体)：出場

◆日本一目指した3年間【鬼塚さん(本紙写真中央)】
中学校では柔道、高校では顧問の先生から誘われレスリング部に入部。日本一を目標に高校3年間を頑張ってきました。自分の持ち味は投げ技。インターハイでは、持ち味を発揮し、決勝まで進みましたが、鳥栖工業の選手に早い時間で負けてしまい、悔しく思いました。団体戦では、人数の少ない中で出場しましたが、「みんなで勝ち上がるぞ」と、チーム一丸となって戦うことができました。
アジア選手権では2回戦で敗れ、世界の力強さや技の上手さを痛感。大学でもレスリングを続けます。大学では一番下の学年になりますが、年上の選手に勝てるように頑張ります。

◆親に伝えたい「ありがとう」【鶴田さん(本紙写真右)】
中学では柔道部に所属。その時の顧問の先生のすすめで三井高レスリング部に入部しました。最後のインターハイでは悔しい思いをしましたが、親のおかげでレスリングを続けてこれました。ありがとうと伝えたいです。

◆憧れた父の背中【平田さん(本紙写真左)】
レスリングを始めたのは小学生の時。父が三井高レスリング部出身で、インターハイ2位と聞き、憧れたのがきっかけです。自身の試合では、関東とのレベル差を痛感。来年は、父の順位を抜けるように優勝目指して頑張ります。

■少林寺拳法(組演武)
山方(やまがた)來夢(らいむ)さん
中島真聖(まなと)さん
(朝倉光陽高校1年)
福岡県高校総合体育大会少林寺拳法競技大会：優勝
全九州高校少林寺拳法競技大会：12位
全国高校少林寺拳法競技大会：出場

◆2人で作り上げる最高の演武
少林寺拳法を始めたのは小学4年生のときです。道場見学に行き、先輩たちのかっこいい姿に憧れ、2人一緒に始めました。最初はそれぞれ単独演武で行っていましたが、高校生から2人ペアでの組演武をスタート。演武の基本である形やキレを意識しながら練習に励みました。
今年、目標としていた全国大会出場を果たせましたが、予選敗退という悔しい思いも。次の目標は全国大会での予選突破。新たな目標に向けてこれからも2人一緒に頑張っていきます。

■少林寺拳法(単独演武)
國崎龍斗(りゅうと)さん
(朝倉東高校1年)
福岡県高校総合体育大会少林寺拳法競技大会：優勝
全九州高校少林寺拳法競技大会：3位
全国高校少林寺拳法競技大会：出場
※「國崎」の「崎」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。

◆憧れの先輩たちの姿を目指して
姉の影響もあり、5歳の時から道場に通いはじめました。目標としてきたのは、昨年のインターハイで優勝した道場の先輩である杉山奏太選手です。
九州大会では、周りの選手は自分よりも体が一回り大きい選手ばかりで緊張しましたが、3位に入賞。先輩たちからは祝福されましたが、2位の選手が自分と同じ1年生であることを知り、驚きとともに悔しさが込み上げてきました。
今年の選抜大会では絶対その選手を超え、同じ道場の先輩たちが歩んだ日本一を目指します。

■日本拳法
研心会(けんしんかい)
第15回日本拳法福岡県大会：優勝
第14回日本拳法九州総合選手権大会：優勝・準優勝
第37回全日本学生拳法個人選手権大会：出場
2023日本拳法総合選手権大会：出場
・金海(かなうみ)大志(たいし)さん(立石小1年)
・安武真心(まさむね)さん(甘木小1年)
・柴田惇平(じゅんぺい)さん(馬田小3年)
・堀内大聖(たいせい)さん(立石小3年)
・金海由愛梨(ゆあり)さん(立石小4年)
・鬼塚桔平(きっぺい)さん(立石小6年)
・中尾帆志(ほし)さん(立石小6年)
・北原邑志郎(おうしろう)さん(甘木中1年)
・金丸莉博(りはく)さん(甘木中3年)
・牧野来虎(らいと)さん(三井高校2年・馬田小出身)
・森川征那(せな)さん(大学生)

◆今年創立40年人・道具すべてに感謝これからもみんなで強くなる
○鬼塚桔平さん(九州大会優勝)
兄が日本拳法をしていて、自然と道場に行くようになり、年中の時から本格的に始めました。練習がとても楽しかったのを覚えています。
大会は、今まで自分がやってきたことを出し切ることを目標に挑みました。結果、勝つことができ、うれしかったです。得意のノーモーションパンチで全国大会も頑張ります。
中学生ではバスケットをしたいと考えています。研心会で学んだことを生かしながら、新しい目標に向けて頑張ります。
○中尾帆志さん(九州大会準優勝)
父から誘われ、年長から日本拳法を始めました。友だちと一緒に拳や蹴りを練習できて、どんどん強くなれるのが楽しいです。
九州大会では準優勝で悔しい思いもしました。全国大会ではもっと勝てるように、得意の蹴りに磨きをかけます。中学、高校、大学と日本拳法を続けていきます。将来は日本拳法で日本一になれるように、これからも練習を頑張ります。