文字サイズ
自治体の皆さまへ

第2次朝倉市地域福祉計画・第4次朝倉市地域福祉活動計画を策定しました

5/34

福岡県朝倉市

令和6年度~令和10年度
第2次朝倉市地域福祉計画・第4次朝倉市地域福祉活動計画を策定しました
ともに認め合い支え合いみんなで進める共生のまちづくり

■3つの視点で進める地域福祉
近年、少子高齢化や人口減少、価値観の変化など、私たちを取り巻く環境は大きく変化し、一人ひとりが抱える課題は複雑化・多様化しています。
地域福祉とは、そのような福祉課題に対応するために、さまざまな理由で手助けや支援が必要となっても、いろいろな人・組織が協力し、互いに支え合い、助け合いながら、社会の一員として住み慣れたところで暮らすことができるようにすることです。
地域福祉を進めるためには、「自助」「共助」「公助」の視点を持って、市民・地域・福祉関係団体・社会福祉協議会・行政などが力を合わせて取り組むことが必要です。

◇自助
自分や家族で解決する
例えば…
・健康づくり
・福祉に関する学習

◇共助
隣近所や地域での助け合いや支え合い
例えば…
・ちょっとした手助けや見守り
・地域での交流
例えば…
・住民や民間団体などの移動支援サービス
・防災、子ども食堂

◇公助
行政や社協が行う公的な支援
例えば…
・相談支援や情報提供
・公的サービスの提供

※計画の詳細は市HPに掲載

■地域福祉計画と地域福祉活動計画とは?
朝倉市がつくる「地域福祉計画」と社会福祉協議会がつくる「地域福祉活動計画」は、どちらも地域福祉の推進のためのものであり、相互に補完しあう関係にあります。市と社会福祉協議会が地域福祉の理念や方向性を共有し、相互に連携しながら、誰もが安心して暮らせるまちづくりを進めます。
市ではこれまで、「ともに認め合い支え合うぬくもりあるまちづくり」を基本理念に、地域福祉を推進してきました。本計画では、これまでの基本理念や市を取り巻く現状と課題、取組の成果などを踏まえ、新たに「ともに認め合い支え合いみんなで進める共生のまちづくり」と基本理念を定めました。
市では次の3つの基本目標を掲げ、ともに認め合い、支え合う地域共生社会の実現を目指していきます。

◇基本目標1 住民が中心に取り組む地域づくり
市民の地域や福祉に対する意識と人権の啓発を図り、多くの市民が地域活動の担い手として参加することができるよう、地域福祉に参加しやすい体制を整えます。
1.福祉意識の醸成
(1)福祉教育の推進
(2)支え合いの心を育む住民協働
2.地域づくり、交流の促進
(1)地域交流の促進
(2)ボランティア活動の推進
3.地域福祉活動への支援
(1)関係団体への支援
(2)担い手育成
(3)多様な担い手の地域福祉活動への参加

◇基本目標2 包括的な相談・支援体制づくり
分野横断的な課題や地域では解決できない課題を支援に結びつけるため、多様な機関が密接に連携した支援体制を構築し、課題解決のための適切な支援につなげます。
1.包括的な相談支援体制の充実
(1)包括的な支援体制の構築
(2)見守り体制の強化
(3)自立支援の推進
2.地域を支えるネットワークづくり
(1)地域ネットワークの構築・強化
3.情報発信・情報提供の充実
(1)福祉に関する情報発信の充実

◇基本目標3 安全・安心に地域で生活できる環境づくり
地域で安全・安心に暮らせるよう、防災・防犯対策に取り組むとともに、さまざまな困難を抱える人への支援やサービスを充実します。また、権利擁護や再犯防止の取り組みも進めていきます。
1.安全・安心な地域づくり
(1)防災活動の推進
(2)地域ぐるみの防犯活動
2.福祉サービスの充実
(1)福祉サービスの質的向上
3.権利擁護体制の充実
(1)人権擁護と虐待防止
(2)成年後見制度の利用促進(成年後見制度利用促進基本計画)
4.再犯防止の推進
(1)再犯防止の環境づくり(再犯防止推進計画)

問合せ:市福祉事務所
【電話】28-7553

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU