○黎明会 永松 広宣(ながまつ ひろのり)議員
『選挙支援カード』
問:投票所で必要な支援を係員に提示する選挙支援カードについて、知的障がいや身体障がいのある方がためらうことなく投票に行きやすくなるよう周知を徹底してほしい。
答:今後、広報紙やホームページなどで周知を図っていきたい。
『市営住宅の鳥害対策』
問:市営住宅における鳩のふん害対策の有効な手段について問う。
答:超音波、剣山やネットの設置などの対策を講じたが、いずれも完全に鳩を追い払う効果はなかった。
問:帰巣本能を利用し、市営住宅に住んでいる方の健康を害さない場所に鳩舎を建て、鳩を管理することにより鳩との共生を目指せないか。
答:成功例がなく、設置場所、管理運営、費用等を鑑みると試験的に実施することも難しいと考える。
『移動スーパー』
問:近隣市では移動スーパーが週2回、自宅近くに来て商品を購入でき、高齢者の見守り活動にもなっている。移動スーパーの取組を問う。
答:トライアルグループと連携し、令和3年に5か月間、市内5地区で車両販売等を実施したが、採算性の問題で本格実施できなかった。
問:宅配と移動スーパーは、買い物難民と呼ばれる方にとっては正に生命線となるもの。本市も積極的に推進すべきと考える。見解を問う。
答:採算性の確保が最も重要であり、顧客数の確保や運営費支援が大きな課題と捉えている。市民のニーズ等を把握し、先進事例を参考にしながら適切な支援を検討したい。
『市長の政治姿勢』
問:大任町長との面談において市民生活を盾に市長が脅されたのであれば、法的手段に訴えるのか問う。
答:簡単な問題ではないため、現在、様々な角度から検討している。
問:広域行政を推進するため、近隣首長との信頼関係を構築する必要がある。見解を問う。
答:広域行政は大変重要なため各首長と連携し推進すべきと考える。
問:町長と直接話をすべきであり、頭越しに記者会見を開き、市民の不安をあおるようなことは極力なくすべきと考える。見解を問う。
答:町長から市長はうそつきだと言われたため、信念に基づき真実を伝えた。うそをつかない市長が誕生したと理解する市民も多いと思う。
○新風会 梶原 みつ子(かじわら みつこ)議員
『一般廃棄物処理業務委託』
問:公文書の定義について問う。
答:主管課で収受、作成、発送、保管し、又は総務課で保存する全ての文書及び電磁的記録である。
問:本市への情報開示請求に絡み、本市が公文書を毀棄(きき)した疑いがあるとニュースサイトに掲載された。毀棄(きき)した理由について問う。
答:請求があった資料は、そもそも公文書として存在してないため、「当該情報を保有していない」として担当課の決裁が行われた。その後、関係課に合議した際、担当者が課長に報告しないまま関係課の指摘を反映させ、廃棄した旨の誤った通知をしたもの。請求者には、お詫びしており、今後丁寧に説明する予定。
問:行政として責任ある行動をとっているのか、疑問がある。
答:誤った文書を発出したことは、非常に重大なこと。今後このようなことが起きないよう、上司に報告するなどの指導をしていきたい。
問:一般廃棄物処理業務委託の業者選定において、公平性、透明性及び客観性が担保されたのか。
答:当該事業に精通した職員が不在の中、限られた時間で検証することは困難である。現在、プロポーザル方式の実施に関するガイドラインの見直しに着手している。今後は改定後のガイドラインを遵守し、しっかり対応したい。
『デマンド交通』
問:市民の交通手段を確保するため、デマンド交通を導入すべきと考える。本市の検討状況を問う。
答:専門家から「デマンド交通にはデメリットが多くあるため、本市に最適な運行形態をしっかり検討すべき」との助言を受けた。引き続き、先進自治体への視察やヒアリングを実施し、調査研究したい。
問:デマンド交通のメリット・デメリットについて問う。
答:メリットは、利用者の行きたい所に行けること、目的地まで徒歩による移動が短くて済むことなど。デメリットは、利用者は予約する手間が増えること、街中の回遊につながらず街の賑わいが失われること、経費が高額になることなどである。
問:デマンド交通の導入について、市長の見解を問う。
答:本年10月からコミュニティバス路線を再編しており、その利用状況を分析し、デマンド交通の必要性を調査したい。移動困難な方が少しでも減るよう努力したい。
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