新入小学校創立150周年記念式典が行われました

4／37

直方市立新入小学校は、明治6年(1873)に旧上新入村・旧下新入村・旧知古村にそれぞれ開校し、小学校の歴史がスタート。翌年には、合併し、新入小学校となります。
昨年150周年の記念の年を迎えました。これまでの伝統と歴史を紡ぎ、新しい時代を担うこどもたちの輝かしい将来を願って、地域、学校、PTAが一丸となり、同校創立記念実行委員会を設立し、昨年11月12日に記念式典が開催されました。
式典の様子は、保護者や地域の人々が見守る中、体育館で開催され、こども達は教室で同時配信された映像をリモートで視聴しました。
式典では、実行委員会田代英次会長が挨拶し、同校の塩田校長は「本校は一貫した教育への情熱と確たる展望を持ち続け、輝かしい歴史と伝統を築いてきました。こどもたちの夢や希望、笑顔があふれる学校となりますよう努力していきます」とこれからの意気込みを語りました。大塚市長は、「新入小学校は、地域の豊かな自然を生かしたアイガモ農法等の農業や環境を学び、大切にしてきた貴重な歴史があります。創立200年に向けてますます発展していくことを願っています」と挨拶しました。その後、新入小学校の歴史を振り返る動画を上映し、学びを深めました。また、創立150周年を記念した寄付金により新調されたどんちょうが披露されました。
児童代表の大谷弥優さんと金澤栄斗さんは「読書、まち探検、花植え、田植え、通学の見守りなど、多くの地域の人にお世話になりました。田植えや稲刈りを経験させてもらったことで、毎日食べているお米が出来るまでの大変さを学びました。25年後への手紙を書きましたが、どんな未来になっているか、自分がどうなっているか、新入がどうなっているか、ワクワクします。全ての人々の支えを忘れず頑張っていきます」と挨拶しました。
最後に、記念碑の除幕式とタイムカプセルの封印式を行い、参加者全員で節目の年をお祝いしました。