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ちくしのびと chikushinobito(17)

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福岡県筑紫野市

■挑戦(ちょうせん)と、成長(せいちょう)と。
第3回全国U15バスケットボール選手権大会 優勝
冨永蓮太(とみながれんた)さん

▽Profile
平成19年生まれ。二日市小学校、天拝中学校卒業。小学4年生からバスケットボールをはじめる。中学3年生からライジングゼファー福岡U15・ジュニアユースチームに所属し、チームを全国大会優勝へと導く。ポジションはセンター。
趣味は寝ること。

プロスポーツとしてジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ、通称Bリーグが発足して早8年。映画でもバスケが題材のアニメ作品が国内外で人気を博し、バスケ熱が再び高まっているようです。そんなバスケの世界で、全国を舞台に活躍している「ちくしのびと」がいます。
冨永蓮太さん。令和5年3月に天拝中学校を卒業した高校1年生で、令和5年1月に行われた第3回全国U15バスケットボール選手権大会において当時所属していたライジングゼファー福岡U15・ジュニアユースチームを全国大会優勝へと導いた立役者です。
冨永さんは、中学生ながら190センチメートルという高身長と屈強な体つきで、全国大会でもゴール下でその力を発揮し、全国にその名をとどろかせました。

▽バスケとの出会い
そんな冨永さんがバスケと出会ったのはほんの偶然からでした。
小学4年生の当時、空手少年だった冨永さんは何か新しいことを初めてみたいと考えていました。空手の練習場である二日市小学校では、空手の練習の前にバスケチームの練習が行われており、同じ日に活動ができるから、というのが、バスケを始めるきっかけとなりました。小学生のころから同世代の中でも身長が高かった冨永さん。身長を生かせるバスケにすぐに夢中になっていったそうです。

▽成長のきっかけ
中学生になりバスケを続ける中で、バスケ界の名将、鶴我隆博コーチに、プロバスケチームのライジングゼファー福岡のジュニアユースチームに入らないかと声をかけられました。最初はチームのレベルの高さに加入を断っていたそうですが、新しいことや新しい環境への挑戦に魅力を感じ、加入を決心したとのこと。チームでの経験は、「きついこともありましたが、成長を感じることができたのでうれしかったです」と話してくれました。全国大会での優勝もかけがえのない経験となっているそうです。

▽挑戦は続く
「今いる環境で頑張ることも良いと思いますが、より良い経験は挑戦の先にあると思います。常にチャレンジしていくことが大切だと思います」と話す冨永さん。
冨永さんは高校生活を「自分自身を見つめ直す大切な3年間」として、高校バスケ強豪校である宮崎県立小林高校へと進学を決めました。下宿生活を行いながら、日々、自分自身の限界に向き合い、バスケの技術を磨いているそうです。
挑戦を続ける冨永さんが、これから先どのように成長し、飛躍を見せてくれるか楽しみです。

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