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自治体の皆さまへ

特集 公共交通でちょっとお出かけ♪(1)

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福岡県筑紫野市

日々の生活の大切な「移動」を支えている公共交通機関。今回は、市などが運営するバスや公共交通機関の現状を紹介します。誰もが利用できる公共交通機関を、もっと身近に感じ、もっと気軽に利用してもらえればと思います。
お出かけはいつもマイカーでという人も、たまにはバスや電車でお出かけしてみませんか?

■筑紫野市と公共交通機関
筑紫野市は、中心を縦断する形で鉄道が走り、鉄道各駅に接続するように市などが運営するコミュニティバスや私営バスが市内各地を走っています。公共交通を利用することによって、いろいろなところや他の街へお出かけすることができます。

■公共交通利用のメリット
▽移動時間を自由に使える
バスや電車を利用すれば、移動中に運転に集中することなく、移動時間をより有意義に使うことができます。

▽駐車場探しが不要
自家用車で目的地に行ったもののなかなか駐車スペースが見つからないという経験をした人も多いのではないでしょうか。公共交通なら駐車スペースを探す必要がありません。

▽環境に優しい
国土交通省の発表によると、令和2年度における一人が1キロメートル移動するために排出する交通手段別の二酸化炭素量は、自家用車で移動するよりもバスや電車で移動する方が少ないことがわかります。公共交通を積極的に使うことは環境保全にもつながります。
また、この情報はコロナ禍で外出が控えられ利用者が減っていた時期のものであり、新型コロナウイルス感染症が流行する前だと、バスの二酸化炭素排出量は自家用車の二酸化炭素排出量の約2分の1となるとも国土交通省は発表しています。

交通手段別の二酸化炭素排出量[g/人・km]:

「運輸部門における二酸化炭素排出量」(国土交通省HP)から作成

■コミュニティバス「つくし号」
平成31年1月から運行が始まったコミュニティバスです。市役所や市内の観光施設、商業施設、医療機関、駅などをまわります。
「つくし号」は、乗り継ぎ拠点のバス停でカミーリヤ巡回福祉バスや御笠自治会バスから乗り換えができるようなダイヤとなっています。他のバスから乗り換えを行うことによって、市内のあちこちから市の公共施設などへと移動することができます。

▽ここがポイント
・年中無休で運行
・支払いは現金とPayPayが利用可能
・車いすの人も利用できます。


※小学生未満は保護者1人につき3人まで無料
「障がい者」でご利用の人は障害者手帳などの提示が必要
割引運賃対象の人は支払い前に乗務員に声かけください。

▽おすすめバス停 生涯学習センター
さまざまなサークル活動や団体学習、イベントの会場などとして活用されています。
また、同じ敷地内には市民図書館や歴史博物館があり読書や市の歴史に触れることができます。

▽おすすめバス停 二日市温泉街
古くからの歴史ある温泉街であり、入浴施設が数多くあります。宿泊利用だけでなく、日帰り入浴や立ち寄り湯が楽しめる施設も多数あります。
このバス停から天拝山へと遊びに行くこともできます。

■利用者 インタビュー
よく「つくし号」を利用しているという河村弘子さん。この日も市役所へ行くために「つくし号」を利用していました。
「タクシーや他の公共交通と比較しても安く利用することができ、バス停も医療機関や商業施設の近くに停まるため、つくし号は使いやすいです。他にも、1時間ごとに市内の決まった経路を巡回しているため、何分にバス停に行けば乗ることができるかがわかりやすいのも利用しやすい点ですね。」と笑顔で話す河村さん。
「最近、夫が運転免許証の返納を行ったので、今後、より公共交通の利用が増えそうです」と話をしてくれました。

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