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自治体の皆さまへ

特集 大雨(おおあめ)に備(そな)える(1)

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福岡県筑紫野市

これは平成30年7月の市内二日市中央の様子です。大雨の影響によって川はあふれかえり、水位は通行人の膝丈近くまで迫り、自動車は水をかき分けるように走行しています。この大雨の影響によって、市内の多くの場所で、河川の氾濫や道路の陥没、土砂災害が発生しました。
大雨のシーズンを迎えるにあたり、いつまたこのような大雨による災害が発生するかわかりません。今回の特集は、大雨などの災害に対する事前の備えをテーマにお知らせします。

■ハザードマップを活用しよう
市では、洪水、土砂災害、地震などの災害危険箇所や防災についての基本的な情報を記載した「洪水・内水・土砂災害ハザードマップ」と、ため池が決壊し水が流出した場合の浸水区域を記載した「ため池ハザードマップ」を作成しています。市ホームページでも見ることができます。
ID:1666(洪水・内水・土砂災害ハザードマップ)、13669(ため池ハザードマップ)

また、地図をデジタル化し、災害危険箇所などの情報を確認することができる「ちくしのデジタルマップ」版ハザードマップを公開しています。住所などを入力することで簡単に災害危険箇所や避難所などの確認ができるので、自宅の周囲の状況を確認し、災害への備えに活用ください。
ID:26625

■家族で防災会議
いざというときにあわてず行動できるよう、ハザードマップなどを確認しながら家族で防災について話し合ってみましょう。
乳幼児、高齢者、病人、妊婦、ペットの避難方法も話し合いましょう。

▼話し合いたい項目
・自宅付近の浸水状況や土砂災害のおそれのある箇所の確認
・災害が起こったときの身の守り方
・災害時の連絡手段、最終的に出会う場所はどこにするか
・災害別の避難行動
指定避難所までの避難経路
・家族一人ひとりの役割分担
家族の安否確認、非常持出品・備蓄品の準備、隣近所への連絡など

■災害に備える3ポイント
▼ポイント1 非常持(も)ち出(し)品(ひん)・備蓄品(びちくひん)を準備(じゅんび)!
○非常持ち出し品
避難時にまず持ち出すべきもの。非常用持ち出し袋に入れ、玄関など持ち出しやすい場所に置いておきましょう。
貴重品類:
・現金
・預金通帳
・印鑑
・保険証
・免許証
救急用具:
・救急箱
・処方箋の控え
・常備薬
非常食品:
・乾パン
・缶詰
・栄養補助食品
・飲料水
衣料品:
・下着・靴下
・長袖・長ズボン
・防寒用ジャケット・雨具
生活用品:
・懐中電灯
・携帯ラジオ
・予備の乾電池
・ヘルメット
・タオル
・歯ブラシ
・ティッシュペーパー
・毛布
・ライター・マッチ
・携帯用トイレ
・携帯カイロ
・マスク
・消毒液
・体温計
・モバイルバッテリー

○備蓄品
災害復旧までの数日間を自足できるように準備するもの。倉庫や車のトランクなどに分けて備蓄しておくと便利です。
食料品:
・レトルト食品、アルファ化米
・インスタント食品
・飲料水
※1人1日3リットルが目安。3日分は備える。
生活用品:
・給水用ポリタンク
・カセットコンロ
・ラップフィルム
・ティッシュペーパー、ウエットティッシュ
・紙皿、紙コップ、割り箸
・簡易トイレ
・水のいらないシャンプー
・ビニール袋
・ロープ
・ランタン
・長靴

リストにないものでも、各家庭で必要な物を考えておきましょう。
非常食は定期的に消費し、消費した分だけ補充するようにしましょう。

▼ポイント2 災害時(さいがいじ)の情報収集(じょうほうしゅうしゅう)の準備(じゅんび)!
市や県は、さまざまなツールで防災に関する情報を発信しています。令和3年12月から、県の防災アプリ「防災ナビまもるくん」が開始されました。現在地の防災情報をプッシュ通知でお知らせする機能や、とるべき行動をイラストで配信する機能、最寄りの避難所情報を地図で表示する機能などが備わっています。
自分に合った防災情報の取得手段を確保しましょう。

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