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自治体の皆さまへ

差別をなくすために 第460号

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福岡県芦屋町

■インターネット上の人権侵害をなくしましょう
インターネットは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどを使って簡単に利用できます。また、さまざまなアプリやSNSの活用により、コミュニケーションの輪が広がります。世界中のWEBサイトにアクセスできたり、遠く離れた人とも写真や動画を共有することができたりと、インターネットは世界中のさまざまな人やモノとつながることができる便利なツールです。
しかし、使い方を間違えると、事件や犯罪に巻き込まれるきっかけとなったり、人を傷つける「凶器」にもなったりします。軽い気持ちで投稿したメッセージや写真によって、他人や自分自身の名誉、プライバシーを侵害し、時には平穏な生活や身体・生命を脅かす事態につながることもあります。
身近に起こっているトラブルの事例には、ネットいじめ、著名人に対する悪口、個人情報の拡散、性犯罪・児童ポルノ・リベンジポルノ、特定の民族を追い出そうとする差別的な投稿(ネットヘイト)などがあります。
自由に意見や情報を発信・収集できるインターネットにより、表現の自由や知る権利を、より一層得られるようになった一方で、気付かないうちに、自分の人権が侵害されたり、他人の人権を侵害したりするかもしれないことを忘れてはいけません。
インターネット上の発言や書き込みが匿名でできることから、攻撃的な表現や差別的な表現をしてしまう傾向がありますが、トラブルを起こしたり、トラブルに巻き込まれたりしないためには、「正しいルールと知識を身に付け、人権尊重意識をもって、インターネットを利用する」ということが大切です。インターネット上で発信をしたり、他人の投稿をシェアする前に、それが誰かを傷つけたり、自分の身を危険にさらしたりする可能性がないかを注意深く考えましょう。また、インターネット上でも実生活でも、互いを思いやることが必要です。誰もが楽しくインターネットを利用できるよう、私たち一人一人が心がけて行動しましょう。
芦屋町人権・同和教育研究協議会

問合せ:社会教育係
【電話】223-3546

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