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自治体の皆さまへ

私たちの手で支えあいの地域をつくる

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福岡県芦屋町

■ボランティア活動の必要性が高まっています
高齢者の一人暮らし世帯や高齢者夫婦のみの世帯が増えています。高齢者だけでの生活を支えるには、介護保険などの公的なサービスだけでは行き届かないところがあります。
このため、地域でのボランティア活動は、ますます重要になってきます。
今回は、地域での生活を支えるボランティア活動を行う「八朔の会」と「あしや助けあい・支えあいの会」(あしたの会)を紹介します。

◆配食サービスボランティアグループ「八朔の会」
八朔の会は、活動を始めて40年になります。芦屋町社会福祉協議会(以下、社協)とともに町の事業である「高齢者等配食サービス事業」に取り組んでおり、サービス利用者に届ける弁当の調理とその配達を担っています。

○調理班
毎週水曜日、中央公民館の調理室で弁当の調理を行います。栄養士が作成した献立に沿って、1班当たり約10人(3班構成)のボランティアが、1回あたり3時間程度、調理を行っています。

○配食班
出来上がった弁当を社協が受け取り、サービス利用者の自宅まで届けます。弁当の配達は見守り活動も兼ねていて、配達時にサービス利用者から困りごとの相談や体調不良の訴えがあったときは社協に連絡をします。

八朔の会では、会員の見識を高め、会員同士の交流を図ることを目的として、定期的に町内外の施設見学などの研修会や、交流会を行っています。

◆あしや助けあい・支えあいの会(あしたの会)
あしたの会は、会員同士の助けあいを目的とした有償ボランティアとして、平成30年に発足しました。利用会員(サポートを受けたい人)とサポート会員(サポートを提供できる人)両方が会員になり、助けあいを行うシステムです。例えば、ごみ出しなど公的なサービスでは対応できない生活のちょっとした困りごとの支援を行っています。

○料金と時間
年会費は500円、サポート利用料は10分100円です。1回あたりのサポートは、30分(2人でサポートする場合は60分)以内です。

○内容
サポートの利用相談があった場合は、あしたの会のコーディネーターが訪問し、サポート内容を決めます。ごみ出しや室内清掃などの相談が増えています。サポート内容は、社協まで問い合わせください。

皆さんの時間をボランティアのために少しだけ提供していただければ、地域はより住みやすいものになっていきます。興味のある人は、社協まで連絡してください。

八朔の会、あしたの会、そのほかボランティア活動に関する問合せ:芦屋町社会福祉協議会
【電話】222-2866

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