◆季節の野菜 ごぼう
ごぼうの原産地は中国東北部からヨーロッパにかけてで、縄文時代に日本に伝わったと言われています。皮の部分によい香りがあるので、むかずに表面をたわしや包丁の峰でこそぐ程度で調理すると良いでしょう。あくが強く、切り口が酸化するので、すぐに水につけると褐変を防ぐことができます。きんぴらやたたきごぼう、煮しめなどは独特の香りを引き立たせ美味しく食べられます。
ごぼうは水分が少なく、炭水化物が多い野菜です。特に食物繊維が多く、血糖値の上昇速度を緩やかにしたり、コレステロールの吸収を抑制したり、大腸のぜん動運動を促して便秘を解消したりなど色々な働きがあります。
◆季節の料理『ごぼうの甘辛焼き』
◇材料(4人分)
・ごぼう…200g
・片栗粉…適量
・サラダ油…大さじ1
・(A)みりん…大さじ1
・(A)しょうゆ…大さじ1
・青のり…少々
◇作り方
(1)ごぼうは2~3ミリの斜め切りにして水にさらす。キッチンペーパーで水分を拭き取り片栗粉をまぶす。
(2)フライパンにサラダ油を熱し(1)を入れて炒める。火が通ったらAを加えて煮詰める。
(3)皿に盛り付けて青のりをかける。
◇1人分の栄養価
監修:那珂川市食生活改善推進会
問い合わせ:健康課健康推進担当(保健センター)
【電話】953-2211(内線366)
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