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自治体の皆さまへ

保健センターからのお知らせ(1)

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福岡県那珂川市

市民の皆さんの健康づくりに関する情報をお知らせします。

◆「慢性腎臓病(CKD)」を知っていますか?
わが国では、成人の8人に1人がCKD患者と言われており、加齢に伴う腎機能の低下や、メタボリックシンドローム、生活習慣病(糖尿病、脂質異常症、高血圧など)との関連も深く、誰もがかかる可能性のある病気であるといえます。

◇腎臓は体の中で、とても大切な仕事をしています。
腎臓は、ソラマメのような形をした握りこぶしくらいの大きさの臓器で、腰のあたりに左右対称に2個あります。

腎臓は主に…
(1)老廃物を体の外に出す
(2)体の中の水分・ミネラルの調節をする
(3)血圧を調節する
(4)血液(赤血球)を作るホルモンを分泌する
(5)骨を健康に保つ(骨に関わるミネラルの代謝・調節)

◇腎機能が低下し、CKDが進行すると…
(1)夜間尿
(2)むくみ(浮腫)
(3)貧血
(4)倦怠感
(5)息切れ、動悸
以上のような症状があらわれ、さらに進行すると、人工透析が必要になる可能性があります。CKDは初期〜中期にかけて自覚症状がなく、体調に気を付けているだけでは、早期発見は難しいと言われています。

◇CKDを早く見つけるためには…
尿検査や血液検査をすることが早期発見につながります。
尿検査:腎臓に障害がでると、血液中のたんぱく質が尿に漏れ出してしまいます。尿検査で、尿たんぱくが陽性だった人は、病院で詳しい検査が必要です
血液検査:血液中にある老廃物の一種であるクレアチニンの値を調べます。血液中のクレアチニンはほとんどが尿として排出されますが、クレアチニンの数値が高いということは、腎臓の働きが悪くなっていることを示します。このクレアチニンの値と、年齢、性別で簡単に腎臓の働き具合を調べることもできます
大切な腎臓を守るため、年に1度は健康診断を受けましょう。

◆いくつになってもハツラツと自分らしく!〜介護予防講演会を開催します〜
「年を重ねても、軽やかな足取りで過ごしたい。」「最近、小さな段差に引っかかる事が増えた。」「身体の節々が痛んで辛い。」皆様、このように感じたことはありませんか?
実は、那珂川市は、介護予防給付である要支援1・2の認定を受けている人のうち、約半数の44.7%に骨粗しょう症が、3人に1人以上の39.2%に脊椎障害が、36.4%に関節症が関連しています。さらに、4人に1人の24%の人が骨折をしたことがあるという結果になっています。
生涯自分の足で歩き、住み慣れた地域でいきいきと笑顔で暮らし続ける事が出来るよう、転ばない・痛まない身体づくりをテーマに介護予防講演会を開催いたします。
講師に、筋肉・関節の専門家であり、リハビリテーションのプロである理学療法士の先生をお迎えし、正しい姿勢や身体の動かし方についての実演も交え、ご講演いただきます。一緒に楽しく介護予防について学びませんか?

テーマ:理学療法士さんと学ぶ、生き生き長寿の秘訣!〜生涯歩ける身体づくりの為に〜
日時:2月29日(木)午後2時から午後3時45分まで(受付は午後1時30分開始)
場所:那珂川市福祉センター3階
参加費:無料
講師:社会医療法人 喜悦会ちくし那珂川病院理学療法士 今村 泰隆(いまむら やすたか)先生
募集人数:60人(市内在住の人または、市内に勤務されている人)
※先着順
申し込み:1月9日(火)から
事前に保健センター窓口または電話にて申し込みください。

問い合わせ:保健センター 健康課 健康企画担当・健康推進担当
【電話】953-2211(内線362~367)
休館日…土日祝日

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