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自治体の皆さまへ

きらり飯塚

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福岡県飯塚市

飯塚市自治会連合会会長、片島本町自治会長、片島地区自治会長、飯塚市地域安全推進隊片島班 代表
中村 香代さん

〔会社名・所属団体〕
飯塚市自治会連合会会長
片島本町自治会長
片島地区自治会長
飯塚市地域安全推進隊片島班 代表

〔受賞歴〕
令和5年度自治会等地縁による団体功労者総務大臣表彰
平成30年度市勢振興功労者表彰

〔座右の銘〕
虎穴に入らずんば虎子を得ず

◆自治会長、自治会連合会会長の仕事について
私は平成11年からずっと継続して自治会長をしています。地域の方が協力してくれたので、女性だからといって、特別扱いをされることはなく、子ども山笠などでも、男性の自治会長と同じ役割を果たすことができました。私はとても恵まれていたと思います。
自治会の会合というと夜に開催されるイメージかもしれませんが、子どもさんがいるご家庭も多いので、入っている方々が参加しやすい時間帯に会合を開催するよう工夫しています。
新興住宅地で新たに自治会の隣組を作ることになったときは、引っ越して来られた方を私の家に呼び、自治会のことを詳しく説明したりしていました。結果的に、そこの住宅地に住んだ方は、全世帯自治会に加入してくれました。相手の立場や状況を考えて、丁寧に説明をしていけば、新しいコミュニティの形成に結び付きます。やはりコミュニケーションが大切だと思っています。

◆地域活動の中での男女共同参画について
私の地域では、自治会で集まってみんなで食事をするときは、お弁当やお茶を配るのは男性、お茶を沸かすのは女性など、それぞれみんなができること、得意なことをするようにしています。
自宅で家事などをしない男性は、初めは何をどうすればいいかわからない様子ですが、こちらから声をかけて手伝ってほしいことを伝えると、動いてくれますし、その次からは自分から率先してやってくれるようになります。男性、女性と区別せず、積極的に声をかけていくことが、自治会内での男女共同参画が上手くいく秘訣だと思っています。

◆飯塚市のまちづくりについて
男性、女性と分けて考えるのではなく、それぞれ個人の人間性を大切にできるまち、安心・安全なみんなが住みたいまちになったらいいなと思います。飯塚市をもっと魅力と活気のあるまちにして、若者が飯塚市から出て行ってしまうのをくい止めたいです。
2023年に「本当に住みやすい街大賞2023in福岡」で「新飯塚」が第3位に選ばれ、とても素晴らしいと思いました。これからはまちの利便性の追求だけではなく、若い人からお年寄りまで、全ての人がまちづくりに関われる飯塚市になったらいいなと思っています。

◆女性へのメッセージ
女性も「自分がやってやろう」という意気込みを持つことが大切です。「虎穴に入らずんば虎子を得ず」といいますが、何でも自分が中に入ってみないとわからないものです。
自治会活動では知り合いもたくさんできるし、いろいろな地域の話も聞けます。自治会長と自治会連合会の会長になった当初は私も緊張しましたが、今ではわくわくしながらやっています。大変なこともあるけれど、良い面もたくさんあるので、これからも楽しくやっていこうと思っています。

飯塚市では地域の男女共同参画の推進のため、「自治会長ハンドブック」に自治会の役員を選任する際には、積極的に女性を役員に登用するよう心がけ、男女ともに地域づくりに参画するよう記載しています。

お問合せ:男女共同参画推進課
【電話】内線1425

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