7月号 香春町協力隊だより

12／29

■移住と交流の場作り担当
柿下区　福羽弘之(フクバヒロユキ)隊員

山に傘雲がかかり、朝靄が綺麗な梅雨の時期がやってまいりました。季節特有の自然現象を当たり前の景色として身近に感じられるのも田舎暮らしの特権ですね。
昨年の夏に町内の方と定植した桜の木にさくらんぼが実りました。桜の実は、熟し赤くなるまでの間は有毒で食べても美味しくないそうですが、子孫を残せる状態にまで種子が成長すると甘くなるそうです。広く子孫を残すため遠くからでも認知しやすい様に鳥たちに向けて実を赤く染めるのだとか。そんなミザクラの木はまだまだ幼木ですが来年、再来年とまた美しい花を付け美味しい木の実を実らせてくれる事がとても楽しみです。

■春香る町の交流担当
採銅所4区　市岡実幸(イチオカミユキ)隊員

こんにちは、今年は梅雨入りが早いですね。梅雨入り前の5月末、みんなで梅シロップ作りをしました。香春町に来てから梅仕事を始めて、毎年梅シロップや梅酒を漬けていたのですが、3年目の今年はみんなでワイワイやってみたいと、イベント形式でやってみることに。梅を採るところからしてみたところ、梅採りは初体験という方も多く、だんだん大胆になって飛び上がったり叩いたり、みなさん童心にかえって梅採りにはまっていました。「目の前に梅が残っていたら採らずにはいられない」ですよね～。駅舎に戻って、大騒ぎしながら梅を洗ったりヘタとりをしたりして、それぞれのシロップ漬けが完成。やっぱりこういう手仕事はみんなですると楽しいですね。