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自治体の皆さまへ

〔特集1〕あなたの“もしも”を守るために(1)

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福島県いわき市

■消防は「砦」
―砦は強く、高くあれ―
もしも、火災や事故が起きたら。
もしも、目の前で人が倒れたら。
こうした「もしも」の時に迅速に駆け付け、生命と財産を守ためにあらゆる現場の最前線で活する「消防士」。
市消防本部では、366人消防士が、消火や救急活動などの命救助のための業務に加え、火災災害などによる被害を未然に防ぐめの業務にあたっています。
これら全てに共通すること「守り、助ける仕事」であり、終りのない業務であること。だからそ彼らは人一倍強い意志と正義感を持ち、その思いをかたちにするため絶えず技術と知識の習得に励んでいます。
私たちの大切な日常をいつでも、どこからでも守ってくれるプロ組織。その陰には、普段知ることのない、たゆまなき努力と鍛錬があります。
また、私たちの身近な場所で、消防・防災・警戒など献身的な動を行っている消防団の皆さん。
本特集では、大切な人、財産、そして地域の未来を守る「砦」して活動する消防士の業務や思い紹介するとともに、地域防災の要ある消防団の方の声や魅力についお伝えします。

◇いわき市長 内田 広之
地域の消防団員をご存じですか?各地域で、日頃は、大切なご家庭やお仕事を持ちながら、火災や災害など、有事の際には、昼夜を問わず現場に駆けつけ、市民の命と財産を守っている勇敢な皆様方です。
これら消防団員の方々は、先の台風第13号の折に、人命救助や災害復旧に、大いにお力を発揮いただきました。その顕著な行動力を讃えて、各支団に表彰を行う予定です。各団員の地域を守る崇高な志は、いわき市の『大いなる宝』です。
感謝の気持ちしかありません!

◇いわき市消防長 谷野 真
消防の仕事は、市民の皆様の声を直接、肌で感じることができるのが魅力の一つです。現場活動後の「ありがとう」の掛け声には、消防という仕事に対する誇りとやりがいを感じられます。
昨今、大型台風や線状降水帯など、想定をはるかに超える自然災害が頻発しています。このような中、消防に寄せる期待は益々大きくなってきており、市民の皆様が安心に暮らすことができるよう、さらに日々の訓練に取り組んでまいります。

■消防士の一日(24時間 隔日勤務)
[8:30]大交替 引継ぎ
・大交替
人員の確認を行い、前日の当番員から任務を引き継ぎます。
[9:00]車両・資機材点検
・車両・資機材点検
各車両および積載されている資機材の点検を行い出動に備えます。
[10:00]各種訓練
・各種訓練
現場を想定した訓練を行います。写真左(本紙P4参照)は、引揚訓練(常磐消防署)、右は梯子訓練(平消防署)の様子です。
[12:00]昼食休憩
・休憩時間
食事を取る以外にも自主的に筋トレなどをしています。
[13:00]訓練指導、各種検査、水利調査、広報活動
・訓練指導、各種検査
消火・通報・避難誘導をスムーズに行えるよう、事業所での指導や各種検査などを実施しています。
・水利調査、広報活動
管轄内の消火栓や防火水槽などを確認します。火災予防運動期間中など、さまざまなイベントを実施し、防災への意識醸成を図っています。
[18:00]夕食休憩
[19:00]事務処理、研修、打合せ
・事務処理等
火災調査等の各種書類作成など内勤の仕事もあります。
[22:00]夜間勤務 仮眠
・夜間勤務
夜間は、適宜仮眠を取りながら、1時間毎に交代で電話対応などの夜間勤務を行っています。
[7:00]起床・清掃
[8:30]大交替 引継ぎ(帰宅)

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