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自治体の皆さまへ

食でつながる 食で健康プロジェクト 第1弾「適塩」

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福島県二本松市

■おいしく食べるって、からだに〝いい〟
健康な心身をつくるためには、まず「健康的な食生活」が大切。市では〝おいしく食べるって、からだにいい〟をテーマに、健康プロジェクトを立ち上げました。
二本松市の健康課題ナンバー1である「高血圧」。その対策に欠かせないのが、からだに適切な量の「塩」をとる『適塩』。
本号では、市を挙げた『適塩』の取り組みの一例を紹介します。

◆両親学級
食生活を振り返るきっかけのひとつが妊娠です。
自分のためだけではなく、生まれてくる赤ちゃんのため、家族の健康や食生活を考え始める方に、両親学級を機に、適塩のみそ汁を試食(体験)してもらい、自分たちの食生活を振り返ってもらっています。

◆食育応援企業団 コープふくしまあだたら店
ー適塩、減塩について、どのような取り組みを?
プライベートブランドの商品も「減塩」商品を数多く取り揃えています。
ー減塩のほかにも食育を応援する取り組みは?
安全・安心を通して健康づくりに貢献することを目指しています。食育体験として、「ふくしま大豆の会畑の学校」は25年ほど続けている取り組みで、参加者は種まきから草刈り、収穫、そして味噌づくりまでを体験します。
ーお客様の健康意識は?
カット野菜や「1日の3分の1の量の野菜が摂れる弁当」などがよく売れていて、時間がない中でも、食卓に野菜を取り入れたいと考えているお客さまが増えています。
そういったお客さまのご意見があるため、当店といたしましても健康を意識した商品を取り入れていきたいと考えています。
※野菜に多く含まれるカリウムは摂りすぎた塩分の排出につながります。

◆食育応援企業団 ヨークベニマル メガステージ二本松店
ー適塩、減塩について、どのような取り組みを?
うま味や酸味を活用した、やさしい味付けの惣菜を開発したり、また、プライベートブランドでの減塩商品を開発したりしています。
ー減塩商品に対するお客さまの反応は?
みそやしょうゆなどの調味料のほかに、カニカマや無塩せきウインナーなど加工品、無塩のナッツは、特に好評をいただいています。
ー減塩について、お客様からの要望は?
直接「減塩」という言葉ではありませんが、惣菜の味の濃さについてご意見をいただいたこともありますし、「健康」「減塩」を意識するお客様が増えていると実感しています。
ーお客様に伝えたいこと
健康であることで幸福度も上がってくると思ってます。お客様のこころとからだの健康を、食を通してサポートできるよう努めていきたいと考えています。

◆適塩のほかにも健康への取り組みを行っています。
▽学童保育所 食育講座
令和4年度から市内の全ての学童保育所で食育講座を開講しています。

◆保健師 安齋 博美(あんざいひろみ)
「おいしく食べる(=からだが喜ぶ食べ物を日々の食事の中に取り入れる)」ことが、健康なからだをつくることにつながります。
日々の食事の中で、塩分に気を付けて食べるのは大変なこと。近くのスーパーでお買い物をするときに、自然と減塩商品を手に取ることができる環境が必要です。
「適塩でおいしく」からだが喜ぶ食べ物を食べることで、自分や家族の健康づくりにつなげましょう。

◆福島県食育応援企業団とは?
福島県で推進する「おいしく イキイキ 食育プラン 福島県食育推進計画」(令和4年3月改定)により、「食育」を推進するためのさまざまな取り組みを行ってる企業。

問い合わせ:健康増進課予防係
【電話】55-5109
【FAX】23-1714

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