[特集 Special Feature]伊達市新工業団地が完成 伊達市で働く(3)

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(3)働く場所　伊達市で働くこと　この地域の魅力や強み
働く場所として見た伊達市をいろいろな角度から検証

◆働く人から見た伊達市の良さ
株式会社吉野製作所(月舘地域)製造課
高木(たかぎ)ひとみさん
佐々木　英樹(ささき　ひでき)さん

◇伊達市の自然豊かな環境が集中と癒しを生む
私たちの会社は、自動車のウォッシャータンクなどプラスチックの成形加工をしています。バリ※を取る作業は、手作業で仕上げることにこだわり、その品質の高さが評価されています。作業はとても繊細で集中力を必要としますが、自然豊かで静かな環境に立地しているので集中力が上がります。伊達市らしい環境が品質の良い製品につながっています。いつも吉野社長は「誰でも工場見学ができる環境を作って雇用につなげ、働きやすい職場にしたい」と話しています。東北中央道を利用して通勤できることなど、伊達市ならではの良さを知ってほしいです。
※バリ…加工の時にできる出っ張りやギザギザのこと

◆伊達市の企業で働く人の声
◇楽しい行事があってサポート力がすごい!
アサヒ電子株式会社(伊達地域)
生産技術課　工程設計グループ
宍戸　洋貴(ししど　ようき)さん

4年ほど前にアサヒ電子に入社し、「治具(じぐ)」といわれる生産工程で使う製品を固定したりする台座のようなものの生産を担当しています。
前から加工の仕事をやってみたいと思っていたので、アサヒ電子の求人票をみて即決しました。入社して感じたことは、丁寧に教えてくれる方が多く、新入社員を受け入れるサポート体制がしっかりしていることです。それは、会社内で他の部署と交流を生む行事が多いからだと思います。霊山登山や運動会、ボランティア活動を通して、コミュニケーションが深まり、アットホームな雰囲気を作ってくれています。
まだ勤めて5年ほどなので、もっと仕事ができるように経験を積んでいきたいです。伊達市に住んで子育て真っ最中ですが、元気に育つ我が子の成長を楽しみにずっと伊達市で暮らしたいです。

◇伊達市内の交通の良さが会社のプラスへ
株式会社アグリテクノ(伊達地域)
三品　紫緒里(みしな　しおり)さん

入社して3年ほどが経ちました。私は農場から運ばれてきた卵をパックにした後で行う、品質をチェックする仕事をしています。レーンを流れるパック詰めされた卵をランダムに抽出して、検査機器で強度を計測したり、実際に目で卵黄の色味や鮮度などを確認しています。卵黄の色味は18段回もあるので、その色味の微妙な違いを判断することや、たくさん流れる中で、どのパックを抽出するかなど、緊張感を持って取り組んでいます。
私の会社は、自然豊かな場所の農場とアクセスの良い市街地の工場を持っています。東北中央道が開通したことで、農場と工場の行き来が便利になり、作業効率が良くなりました。私は間もなく産休に入りますが、仕事の引き継ぎや戻ってこれる体制づくりなど、制度がしっかりしているので安心できます。

◇伊達市内に勤める希望が叶いました
福島太陽誘電株式会社(梁川地域)
製造部ME製造一課
森　駿介(もり　しゅんすけ)さん

この会社を選んだのは、高校生の時に先生から紹介され、職場見学に行ってみて、「この会社がいいな」と思ったからです。私の仕事は、インダクタ※の製造工程の一番最初の工程で、金型に原材料を投入し、板状の成型体を造ることです。月の生産量が多い時は、私も含めて全員フル稼働です。
仕事を覚えるまでは、しっかり指導してサポートしてくれる体制が整っています。始めは緊張しながら作業していましたが、今では無意識に身体が反応するまでに成長しました(笑)。私は「伊達市内で就職したいな」と思っていたので、希望が叶って仕事に向き合えています。会社は休みもしっかり取れるので、会社の友達と遊んだり、楽しんだりしています。とても活気のある会社なので、これからますますがんばっていきたいです。
※インダクタ：スマートフォンなどの電子機器に用いられ、ノイズ対策などに使われる。

■伊達市は住む場所として最適!
◇豊かな自然
県立自然公園の霊山
市内に点在する森林公園
田畑などにある里山の自然

豊かな自然が守られ、自然にふれあい、リフレッシュを楽しむ余暇を過ごすことができます。

◇交通の利便性
市内を走る東北中央自動車道
通勤通学に便利な鉄道
市内を巡る道路網

これまでのJRや阿武隈急行に加え、東北中央自動車道の開通により、大幅に利便性が向上しました。

◇おいしい農産物
ももの生産量　県内2位
あんぽ柿の生産量　日本1位
夏秋きゅうり生産量　日本1位

季節を通して旬のくだものや野菜などおいしい農産物が、体を元気にしてくれます。

◇子育てしやすい環境
伊達市版ネウボラ事業の展開
認定こども園の整備
高校生の通学補助などの支援

妊娠期から成人を迎えるまで、世代ごとにさまざまな子育て支援を用意してサポートします。

お問合せ：産業部　商工観光課
【電話】573-5632