【特集】いきいきシニアライフ(1)

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現在、伊達市には20,862人の高齢者(65歳以上)が暮らしており、高齢者の割合は36.8%です(令和6年2月末日現在)。全国的に見ても高齢化率は年々増加している状況であり、人生100年時代を顕著に表しています。生涯現役社会の実現がうたわれる昨今、地域の中で高齢者の活躍が期待されています。

〈伊達市内の年代ごとの人口数〉

「心身の健康状態や地域とのつながりが希薄になって不安…」「地域のことは若い人に任せてしまおうか…」
いやいや、生涯現役でいきいきと暮らしている人たちがいます!
春は、新たな活動に挑戦する絶好の機会です。さまざまな活動を一緒に見ていきましょう!

◎未来を彩る豊かな第二の人生のキーワードは「健康」「奉仕」「友愛」

■健康
心身が健やかだと、外に出る活力につながります。健康を保つことで良い人生のサイクルを作りましょう!
健康のために老人クラブという選択肢を考えてみませんか?

◇老人クラブとは?
健康づくり、趣味の追求からボランティア活動まで、多彩なプログラムがあります。
一緒に笑い、活動し、地域に貢献しながら、自分だけの新たな輝きを放つ「第二の人生」を歩める場所です。
一人一人が主役になり、活躍できる舞台で、楽しく元気な日々を過ごしましょう!

◇会員数が減少しても
多い時には6000人の会員がいた伊達市老人クラブ。就労期間の長期化などが理由で会員数が半減してしまいましたが、活動は積極的に行っています。
体調が悪いからと外出しないでいると、悪循環の始まりです。誰もが楽しめるカローリング大会などを通じて、交流しましょう。

◇近所のつながり大事に　-会員の声-
今年で81歳になりました。以前、大病を患ったことがあるのですが、役割を持って生きることで、今は「いきいき」と過ごしています。EM菌(有用微生物)を使った農法で野菜を作ったり、孫と遊んだり、目標があると若々しくいられます。常々、大事にしていることは「住みよいまち」になるように、近所のつながりを大事に、人と何でも話せる間柄になることです。
話す場として、老人クラブでの各種のスポーツ大会は面白いですね。チームプレーで絆を深められるし、行うスポーツも難しい競技ではないので、わりかしいけるなと(笑)。健康のために、これからも運動は続けていきます。

…遠藤　稔(えんどうみのるさん)
老人クラブに約6年在籍。唱歌を歌う会などでも活躍中

■意欲が低下したら老人クラブ　-役員の声-
◇あふれる楽しさと充実感
人とのつながり、人との会話があって初めて健康的な長生きだと思うんです。ボーっとしてたって健康寿命は伸びないから、老人クラブで、五感を刺激するイベントにぜひ参加してほしいです。特に伊達市老人クラブは、グラウンド・ゴルフ大会などのイベントが豊富なので、仲間と楽しむ目的が生まれます

◇参加する意欲、その一歩を踏み出すために
体力が落ちてきたからと嘆く必要はないです。一人一人が、「良いところ」を見つける目を養うことが重要なんです。日常の意欲も、「良いところ」を探すことで湧いてくる好奇心から始まります。伊達市老人クラブは来た人が「楽しかった」と帰ってもらえることが一番で、また次も行きたいと思えるクラブを目指しています。

◇身体を動かすことは大事だけど、つながりはもっと大事
体調が万全じゃないから入会できないということはありません。一人暮らしの人や寝たきりの高齢者を訪問する「友愛訪問」を行っています。
地域での支え合い活動を通じて、お互いに活力あふれる日々を迎えましょう!

…木谷直人(きやなおと)さん
76歳。伊達市社会福祉協議会の会長を務める。

■こんな活動をしています
○クラブ班長向けの指導者研修会
安心して活動できるように、女性向けのリーダー研修会なども随時開催しています。

○グラウンド・ゴルフ大会
楽しみながら運動できる簡易ゴルフをしてみませんか?ゴールの達成感があなたを待っています!

○カラオケ大会
歌ってストレス発散!あなたの美声をカラオケで発揮しましょう!聴いていても楽しい大会です。

◆老人クラブに入会する!
対象年齢：主に60歳以上の人。年齢制限に上限はありません。
※60歳以下の人も大歓迎!
※具体的な入会方法や費用等については、下記までご連絡ください。
『ご連絡お待ちしています!』

お問い合わせ：伊達市老人クラブ連合会事務局
【電話・FAX】024-575-5211
〒960-0652　伊達市保原町字西町113番地