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庄平のどろんこ日記

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福島県会津坂下町

昔、栗村弾正(くりむらだんじょう)という武士が坂下にいました。その武士は、水不足で田んぼが出来なかった地域に鶴沼川から水を引くため、栗村に堰(せき)を作りました。その武士を奉っているのが栗村稲荷神社で、諏訪神社の隣にあります。栗村稲荷神社の例大祭である御田植祭は、一年間無事に稲が育ち、より多くの米が収穫されることを祈願するものです。会津農林高校の生徒と卒業生の皆さんが披露してくれた「早乙女踊り」にも、五穀豊穣の祈願が込められています。一時は継承が途絶えた「早乙女踊り」も、復活させた人たちがいます。復活したばかりの頃は「舞い」だけだったものが、年々「笛」や「太鼓」、「歌い」と増え、現在ではすべてを会津農林高校の生徒が行っています。
織姫と彦星が年に一度だけ会える七夕に行われる御田植祭は、会津坂下町を愛する人々の想いが集結するお祭りです。その想いを大切に受け取って、今日も町のためにがんばります!

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