このコーナーでは、今、夢中になって、何かに打ち込んでいる子どもたちの姿を紹介します
■「ボクシングに一直線」
伊藤瑠那(るな)さん(若松四中2年生)
「ボクシングは全部大変。でも全部楽しい」と話すのは、伊藤瑠那さんです。瑠那さんがボクシングを始めたきっかけは、小学5年生のときに弟の練習を見学したことでした。「自分もヘッドギアをつけてみたいと思ったんです」とはにかみます。
ボクシングを始めてから、わずかな期間で瑠那さんはめきめきと頭角を現し、小学6年生と中学1年生のときの2度にわたって日本一に輝きました。瑠那さんは、強さの秘訣(ひけつ)を「気持ちで負けないことが大事」と話します。「もともと負けず嫌いな性格で、ボクシングを続けるうちに勝ちたいという気持ちがもっと強くなりました。もっと練習して、正確なパンチを打てるようになりたいです」と目を輝かせます。
ボクシングの技術を磨くくため、日々の体力づくりやトレーニングに全力で打ち込む瑠那さんは、すでに大きな目標を見据えています。「将来は、オリンピックで金メダルを取って、プロ選手になりたいです」と笑顔を見せました。
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