フレイルとは「加齢とともに筋力や活力が低下し、心身の回復力が弱まっている状態」のことをいいます。フレイルを放置すると、筋力が低下して転倒しやすくなることで、骨折したり、認知症になったりするなどして、要介護状態になる可能性も高くなります。
■おうちで楽しく筋肉トレーニングを始めませんか
「老化は脚から」といわれます。人間の下肢の筋肉量は20代から30代をピークに減少し、30歳を過ぎると1年毎に1%筋力が低下します。日常生活の中で筋力を減らさない運動を継続して行うことが、健康長寿につながります。
■体操する際の注意点
・運動中は、数を数えながら呼吸を止めないで行う
・膝や腰などの関節に痛みが出ない程度で行う
・ぐらつかない安定した椅子を使って行う
(1)片足立ち運動
椅子の背もたれをつかんで、片足ずつ上げます。1日3回、1回あたり1分間(左右)が目安です
(2)スクワット運動
椅子の背もたれをつかんで、膝を曲げたり伸ばしたりします。膝を曲げたときに膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。1日3回、1回あたり5~6回が目安です
問合せ:高齢福祉課
【電話】39-1290
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