「する 観る 支える」スポーツをもっと楽しもう(2)

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■スポーツを観る
奮闘する選手に感動したり、お気に入りのチームを思いっきり応援したりと、スポーツは「観(み)る」のも面白い。みんなで一緒に応援すると周囲との一体感も味わうことができますよ。スポーツを観て、スポーツのもつ新たな一面を見つけてみませんか。

◆プロバスケってカッコいいな!
湊小4年　福田悠成(ゆうせい)くん・湊小3年　敬大(けいた)くん(湊町原)
1月6日、郡山市でプロバスケットボールチーム・福島ファイヤーボンズ対アルティーリ千葉の試合が行われました。応援に駆け付けたのは福田悠成くんと敬大くんの兄弟です。昨年4月に本市で行われた試合を観戦して格好良さに感激した2人は、バスケットボールを習い始めたほど。
この日も大きな声でファイヤーボンズを応援します。シュートが決まる度に笑顔がはじける2人。悠成くんは「選手が大きいから迫力があって面白い」と2度目の現地観戦も大満足の様子で、敬大くんは「前に観た時は負けちゃったから今日は勝って欲しい」と応援にさらに気合いが入ります。試合は手に汗握る接戦になりましたが、ファンの大声援に後押しされて見事勝利したファイヤーボンズ。熱戦を繰り広げた選手たちに惜しみない拍手を送る2人でした。

◆一緒に応援しませんか?会津若松市がホームのプロチームを紹介
▽福島ファイヤーボンズ(バスケットボール)
プロバスケットボールリーグBリーグの2部(B2)に所属する。「福島のシンボルになる」ため、B1昇格を目指して奮闘中。本市とは「パートナーシップ連携協定」を締結。

▽福島ユナイテッドFC(サッカー)
プロサッカーリーグJリーグの3部(J3)に所属する。「UNITED(ユナイテッド)」にはチーム・選手・スタッフ・サポーターが“ひとつ”になるという思いを込めている。本市は「ホームタウン」に登録。

■スポーツを支える
家庭で、地域で、学校で、スポーツをする人のことを必ず誰かが支えています。選手にとっては、周囲の人の理解や支えが励みになるもの。指導者や大会の運営に関わるスポーツボランティアとして、誰かを「支える」かたちでスポーツを楽しんでみませんか。

◆卓球を好きになるきっかけづくりを
大戸地区運動部活動地域指導者　芳賀善光(よしみつ)さん(大戸町上三寄)
芳賀善光さんは、運動部活動の地域移行の指導者として、昨年4月から大戸中学校の卓球部を指導しています。子どもたちへ卓球を教えることについて「孫を育てているような感覚かな」と笑顔を見せます。
芳賀さんは、学生時代や会社員時代に卓球部に所属し、さまざまな大会に出場してきました。「基礎に始まって基礎に終わる。基礎を固めて試合に勝てるようになれば、卓球がもっと楽しくなっていきますから」と自身の経験を指導に生かしています。「卓球は高齢になっても楽しむことができる面白いスポーツです。卓球を通して、勝つ楽しさや礼儀も子どもたちに伝えていければいいですね」と話す芳賀さん。「まずは子どもたちが楽しんで卓球をできるように、これからも試行錯誤しながらやっていくつもりです」と真剣な表情で今後の展望を話しました。

▽プチコラム　運動部活動の地域移行
休日の部活動の運営を地域に移す取り組みのことです。地域と学校が協働して、あいづっこを「地域総ぐるみ」で育てる環境を整えています。
今年度は、運動部活動の全14競技で、地域の皆さんが週末に部活動を指導しています。

◆誰かを支えることでスポーツを楽しみませんか?
▽会津若松市では、スポーツボランティアを募集しています
スポーツボランティアは「支えるスポーツ」という新しいスポーツの楽しみ方で、スポーツイベントの運営や選手のサポートに不可欠な存在です。
「頑張っている人を応援したい」「自分ではやらないけどスポーツを観るのは好き」など、「支えるスポーツ」に興味がある人は、ぜひ一緒に活動してみませんか。皆さんの参加をお待ちしています。

▽スポーツボランティアは、さまざまな大会で活躍中
・鶴ケ城ハーフマラソン大会
・うつくしまトライアスロンinあいづ
・市民水泳大会
・市民スキー大会など

問合せ：スポーツ推進課
【電話】39・1306