市内に生息する動植物を紹介します。
■「ウワバミソウ」
ウワバミソウはバラ目イラクサ科に属する植物です。ウワバミ(大きな蛇)の棲(す)みそうな所に生えていることから、ウワバミソウと名づけられました。
多年草で、毎年花が咲き、地上の大部分は秋に枯れますが、小さな芽が地面の下に枯れないで残り、冬を越し、春に成長して群生します。茎の高さは30cmから40cmほどで、左右で大きさの異なるだ円形の葉が茎に互い違いに付きます。4月から6月に、雄株と雌株で形の違う緑白色の花が咲きます。
沖縄を除く全国に分布し、市内では門田地区や山地・山麓で見ることができます。
雌株(写真)は葉が茎に付く部分に球状に固まった花を付けます
問合せ:環境生活課
【電話】39-1221
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