4月15日、いわき市のホテル花天において、これまで延び延びとなっていた地区総会、交流会が開催されました。県内外から多くの方々が参加され、しばらくぶりの懐かしさもあってかにぎやかに楽しいひとときを過ごすことができました。
総会は、事業報告や会計報告、監査報告等が承認され、その他、初發神社の総代の改選や地区内の阿弥陀堂仏像の修復などについても承認されました。各地への避難生活が続いている現状ですが故郷への思いは強くある事を感じました。午後6時からの交流会は、伊澤町長、徳永、平岩両副町長にも出席をいただき、初めに伊澤町長にあいさつを兼ねて、町の現状と取り組み等についてご講話をいただきました。その後、徳永副町長の乾杯の音頭で始まった4年ぶりの交流会は、タイムマシンで故郷に戻っているように時間の経つのも忘れて話が弾んでいたようでした。宴の途中には、空くじ無しのくじ引き大会や全員による近況報告等で笑い合い、うなずき、励ましのヤジ(?)等、本当に皆さんがこの日を楽しみにしていたんだなと実感させられました。慣れない避難生活は13年にもなろうとしておりますが、時々は故郷を思い出しながら、前向きに強く生きていただきたいと心から願うところです。翌朝には、ロビーなどで別れを惜しみながら来年の交流会での再会を約束して散会いたしました。今回参加できなかった方々にも、次回は一人でも多くの方々と双葉弁で語り合いたいと願っています。その日を楽しみにお元気でお過ごしください!!
羽鳥区長 木幡敏郎
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