埼玉県加須市の玉敷公園において「騎西藤まつり」が、4月29日から5月5日まで開催され、5月3日には野外ステージイベントとして、相馬流れ山踊り保存会による相馬流れ山踊りと、双葉町埼玉自治会・はなみずき婦人学級によるふたば音頭の披露がありました。
披露に先立ち町学芸員による相馬流れ山踊りの歴史などについて、また、双葉町の現状について説明がありました。
続いて、そろいの陣羽織に身を包んだ勇壮な相馬流れ山踊りが披露されました。当日は保存会の梅田壽嘉会長をはじめ、いわき市、郡山市、白河市など福島県内及び茨城県などから会員23人が参加しました。
次に、ステージ前の広場を使いふたば音頭が始まると、法被姿の自治会・婦人学級の17人の輪の中に、会場の皆さんも加わって踊り、にぎやかな雰囲気に包まれました。
同日、利根川河川敷で行われた加須市民平和祭式典に参加した伊澤史朗町長、伊藤哲雄町議会議長や舘下明夫教育長も藤まつり会場へ駆けつけ、コロナ禍により4年ぶりとなった町民の皆さんのステージに大きな拍手を送りました。
玉敷神社には埼玉県指定の天然記念物で樹齢約450年の「大藤」がまつられており、期間中は神社の催しのほか、さまざまなステージイベントが行われ多くの人が訪れました。
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