上羽鳥地区 総会・交流会

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6月10日、いわき市湯本温泉「吹の湯」において、羽鳥行政区(上羽鳥地区)の総会・交流会が、各避難先から28人が参加し、盛会に開催されました。
特に今回は、新型コロナウイルス感染症の影響から4年ぶりとなる開催で、皆さん一人一人、懐かしさが込み上げてくるような雰囲気でした。
冒頭に物故者への黙とうをささげ、その後、林和男地区長が「コロナ禍の中で大変なご苦労をされたと思うが、皆さんの健康が一番であり、今後も元気に過ごされますよう祈念します」とあいさつをしました。
議事の前に、長い間上羽鳥地区に貢献された松木秀男さん、今村樹重さん、野村満さんにそれぞれ記念品を贈り感謝申し上げました。議事では、松永正敏さんを議長に選出し、事業経過報告、会計報告、観音堂等のあり方、櫓(やぐら)保管庫の設置などを審議し、原案のとおり可決されました。
交流会では、来賓として伊澤史朗町長、徳永修宏副町長、平岩邦弘副町長に出席をいただき、伊澤町長よりあいさつを兼ねて「双葉町の復興状況や今後の取組状況」等について、お話をいただきました。次に、徳永副町長の乾杯のご発声により、交流会が始まると、久しぶりの再会に故郷の昔話や避難先での苦労話・前向きな取り組みなど、それぞれの思いに話が弾み、皆さんが本当に楽しみにしていた時間だなと強く感じました。
翌朝は、ロビーからなかなか離れることができず、別れを惜しみながら次回の開催を約束して散会となりました。