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京丹波町・双葉町子ども交流事業

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福島県双葉町

7月29日から31日、友好町である京都府京丹波町から高校生2人、中学生6人と松本和久教育長、澤井安子社会教育委員代表など14人が、双葉町やいわき市などを訪れました。京丹波町の子どもたちが双葉町を訪れるのは震災後初めてです。
30日、31日には、5年ぶりとなる子ども交流事業が行われました。
29日は、双葉町役場で開会式が行われ、終了後、伊澤史朗町長と生徒たちが意見交換を行いました。生徒たちが事前研修を受け用意した双葉町の復興の現状や課題への質問に対し、伊澤町長は、一人一人に回答し、生徒たちは自分以外の質問も真剣に耳を傾けていました。
その後、双葉中学校校舎と東日本大震災・原子力災害伝承館を見学しました。双葉中学校校舎では、震災当時のままの校舎内、当時3 年生の教室の黒板を見て、今の自分と同じ年代だった当時の生徒たちに起こったことについて考えました。
30日は、双葉中学校の生徒2人と南相馬市で相馬野馬追を見学しました。双葉中学校の大橋薫和さん(1年生)、田中咲妃さん(2年生)と京丹波町の生徒は、双葉町役場で顔合わせを行い、双葉中の生徒から歓迎のことばを述べ、伝統行事である相馬野馬追について紹介しました。その後、雲雀ヶ原祭場地へ移動し、甲冑競馬と神旗争奪戦を見学しました。強い日差しのもとでしたが、生徒たちは打ち解けた様子でした。
31日は、いわき市の双葉町立学校校舎で、双葉中学校の生徒10人と交流会を行いました。開会式の後、仮設校舎を見学し、少人数で小学校と同じ校舎を使う学校生活の様子を聞きました。生徒同士の交流は、バドミントンを中心に行い、最後には京丹波町の生徒と双葉町の生徒がペアになり、試合を行いました。時間が経つにつれ、休憩中にお互いに話をしたり、写真を撮ったりして過ごし、閉会式では、どちらの生徒からも「また来年も交流したい」という感想が聞かれました。

▽29日 開会式、意見交換、施設見学
▽30日 相馬野馬追見学

7月29日、30日、京丹波町の畠中源一町長も双葉町を訪問されました。畠中町長は、伊澤町長と面談されたほか、相馬野馬追を見学するなど子ども交流事業に参加され子どもたちを激励しました。

▽31日 双葉中学校生徒と交流

▽京丹波町(旧瑞穂町)・双葉町子ども交流事業のこれまで
京都府瑞穂町と双葉町は、昭和45年に開催された大阪万博における交流を契機として平成6年に姉妹町締結し、平成9年より子ども交流事業を開始しました。平成17年10月に瑞穂町が合併に伴い京丹波町となり、平成18年5月に改めて友好町の盟約を締結しました。

・平成9年8月9日~11日(1回目)
姉妹町子ども交流事業
開催地:双葉町
参加者:南小10人、北小10人、中学校10人

・平成10年8月5日~7日(2回目)
姉妹町子ども交流事業
開催地:瑞穂町
参加者:南小7人、北小7人、中学校7人

・平成11年7月23日~25日(3回目)
姉妹町子ども交流事業
開催地:双葉町
参加者:南小9人、北小3人、中学校8人

・平成12年7月27日~29日(4回目)
姉妹町子ども交流事業
開催地:瑞穂町
参加者:南小7人、北小7人、中学校7人

・平成14年7月23日~25日(5回目)
姉妹町子ども交流事業
開催地:双葉町
参加者:南小6人、北小10人、中学校10人

・平成16年8月3日~5日(6回目)
姉妹町子ども交流事業
開催地:瑞穂町
参加者:南小5人、北小9人、中学校7人

今後も両町は交流事業を継続していく予定です。

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