-地域おこし協力隊通信(土屋)- vol.28

6／17

■英会話教室前期、無事修了
5月25日(木)から始まった小学生向け英会話教室(低学年の部)は今年も無事に修了することができました。今年は第1回『きもち』、第2回『数・アメリカ』、第3回『サンキューカードづくり』、第4回『曜日・オーストラリア』、第5回『まとめ』というテーマで全5回活動をしました。こども園の時から一緒に英語活動をしている子ども達が多かったので、自己紹介がスラスラ言えたり、数の言い方を1～10まで覚えられたりと、今回はより子ども達の成長を感じることができました。小学校での英語学習に加えて、こうしてたくさん英語や海外の文化にふれる活動をすることによって、多様な言語や異文化に興味を持ったり、臆することなく自己表現していけたりと、自分の世界を広げることにつながっていったらいいなと思います。

■ワークシートはもう紙じゃない!?
小学校や中学校ではICT教育の指定校になって3年目となり、授業におけるタブレット端末の活用もごく自然な風景となりました。
GIGA(ギガ)スクール構想として全国の教育現場でICT機器活用に力を入れ始めて数年、コロナ禍の影響もあり、全体的に順調に進んでいるのではないかと思われます。古殿小学校では1年目と2年目の経験を経て、今年度はノートや文房具のようによりツールとして活用しようと試みています。
写真は4年生の国語の授業で、お話の内容から自分の考えをまとめ、ワークシートに書き込んでいるところです。なんと!ワークシートは紙でありません。このようにすることによって資源の節約になるほか、教職員の教材準備の時間を他の時間に有効活用することができます。また、電子黒板を使えば児童の考えをクラス全体に共有することが容易にできますし、アプリを使えば先生は教室を歩き回らなくても児童1人1人の画面を自分の端末で確認して適宜指導することもできます。情報リテラシーや管理の問題など課題もありますが、少しずつ足並みをそろえてみんなで成長していければと思います。

※写真は、本紙P.12をご覧ください。