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自治体の皆さまへ

-地域おこし協力隊通信(土屋)- vol.34

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福島県古殿町

■地域の担い手・文化彩in大熊町
11月22日(水)に大熊町で『地域の担い手・文化彩』が行われました。これは福島県内の地域おこし協力隊が一堂に会し、各自治体の名産品や各隊員の活動を紹介し合うイベントです。昨年度は石川町での開催で、感染症対策の制限があったため参加できたのは関係者のみでしたが、今年度は一般公開され、平日にも関わらず大賑わいの1日となりました。
昨年度の古殿町は見学者としての参加でしたが、今年度は古殿町地域おこし協力隊としてブースを出展し、古殿町の特産品を販売したり各々の活動を紹介したりと他地域の協力隊と交流を深めました。
“地域おこし”というと、観光促進や農業支援などイメージされることが多いのですが、最近はスポーツ推進活動や伝統的な漁業資源の活用など自治体によって様々な分野の隊員がいます。当日は私やエンジェル先生のような教育関連の協力隊員もまだ珍しいため、他の地域の隊員からたくさん声をかけて頂きました。
今回は震災後初めて大熊町に訪れたことも私にとって特別な経験になりました。休憩時間に隣接する雑貨屋さんにふらっと立ち寄ると、「3年ぐらい会津地方に避難していて、会津の冬は寒くて大変だったよ(笑)」などと店主の方のお話を聞くことができました。私自身高校時代もクラスに何人か避難していた同級生がいたので、当時を懐かしく思い出しました。大熊町の震災前の人口は約1万人でしたが、現在は約1000人ほどだそうです。しかし、こども園~中学3年間までを担う学び舎『ゆめの森』が創立されると、そのユニークな新校舎の造りとのびのびとした教育理念が魅力となり、県外からの移住者が増えているそうです。今回はゆっくり立ち寄ることができなかったので、今度ぜひ見学したいと思います。

■2024年スタート!!
新年あけましておめでとうございます。2023年もあっという間でした。昨年の夏は残暑が11月まで続いた異例の1年でしたが、それが嘘のように雪がしっかり降る冬となりました。3学期を迎えた児童達は冬休みを大いに楽しんだ様子で、下学年は冬の寒さを吹き飛ばす勢いで元気が良く、上学年はキリリとまた一段と頼りがいのある雰囲気になった気がします。
2023年を振り返ると、感染症対策が一段落し、いろいろなところへ出かけられた1年だったと感じます。特に印象深かったのは、古殿町へ来て初めて流鏑馬を見られたことです。目の前を全速力で駆ける馬は、力強くてとてもかっこよかったです。
2024年は健康に気をつけて、子ども達に負けない元気いっぱいの1年にしたいです。本年もどうぞよろしくお願い致します。

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