■第1回古殿ミートアップイベント開催
1月13日(土)、地域おこし協力隊による第1回古殿ミートアップイベントが開催しました。「ミートアップ」とは、非公式の集まりや会議を意味する英語です。数ヵ月前、地域おこし協力隊で話し合いをし、地元住民と外国人住民がお互いの文化を共有し、新しい人々と出会い、視野を広げる機会を提供するために文化交流活動を行うことを考えました。第1回目は、外国人の方をお招きして餅つき体験を行いました。外国人が多く働く古殿町の企業に日本語、英語、フィリピン語で書かれたチラシを配布しましたが、そこで働く外国人の多くが土曜日も働いており、多くの参加者を集めることができませんでした。幸いなことに、2名のフィリピン人の外国人住民が喜んで参加を希望しました。
イベントでは、おざわふぁ~むの小澤啓子さんと息子の嘉則さんをお招きしました。2人とも地域活性化に積極的に取り組んでいると聞いたことがあります。彼らの地域社会への貢献は本当に刺激的であり、彼らと一緒に働けることを光栄に思いました。イベントの打ち合わせで、小澤さんが作った凍み餅を試食しました。初めて古殿町の郷土料理を食べましたが、とても美味しかったです。当日はおざわふぁ~むに集合しました。小澤さん夫妻は明るい笑顔で出迎えてくれました。まずは「だんご刺し」を体験しました。白とピンクのお団子を作り、2本の木の枝に吊るして楽しみました。それからお雑煮を作りました。にんじんを花の形に切る方法など、小澤さんが丁寧に教えてくれました。次に、機械を使ってお餅を作る様子を見せていただきました。伝統的な餅のつき方を説明してくれて、杵を持たせる体験もさせてもらいました。これで餅つきのふりをしましたが、わずか10秒で腕が痛くなりました。とても重く、伝統的な方法でお餅を作るには大変な労力と忍耐が必要であることがわかりました。すべての料理が完成すると、みんなで囲炉裏を囲んでお腹いっぱい食べました。お雑煮は今まで味わった中で1番おいしかったです。寒い冬の日でしたが、一緒に食べた食事で心が温かくなりました。
イベントを終えて、参加者から「外国人向けのイベントに参加するのは初めてだったのでとても楽しかったので、今後もこのようなイベントを開催し、より多くの外国人住民が参加できることを願っています」と感想がありました。
私たちは次回を楽しみにしており、古殿ミートアップの目標を実現できることを目指してこれからも頑張って取組みます。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>