〔6月は環境月間です!〕
令和3年度の日本の温室効果ガスの排出量は11億7,000万トンで令和2年度より約2%増えました。これは、新型コロナウィルス感染症による経済停滞からの回復により、エネルギー消費量が増えたことが要因と考えられます。今後、社会活動等が活発になることが予想されますので、社会全体でカーボンニュートラルへのより一層の取組が必要になっています。
また、大玉村の令和2年度の温室効果ガスの排出量は約5万トンと推計されており、そのうち家庭部門からの排出は約1万トンと示され、カーボンニュートラル社会構築に向けての一人ひとりの認識と行動が重要視されております。
※温室効果ガス総排出量の9割が二酸化炭素です。このため、二酸化炭素が削減の指標とし易いことが有ります。
■日本の温室効果ガス削減の目標
※その他詳細は本紙またはPDF版をご覧ください。
■排出量の部門・分野別構成比
大玉村の温室効果ガスの推計 令和2年度
環境省自治体カルテより
■エネルギー消費量の増える時期となりました、ご家庭や事業所等での賢いエネルギー使用をお願いいたします。
◇家庭で取り組む例
・エアコンの設定温度は適正にし、必要な時に使用する。
・テレビやパソコンの使用を終わった時は、主電源を切る。
・長時間使用しない家電製品は、コンセントから電源コードを抜いておく。
・人の居ない部屋の明かりは消す。
・近隣での移動には、徒歩や自転車を利用。
・ごみは分別を徹底し、不要な包装は断る。
・買い物には、マイバッグを持参する。
・廃棄食用油は拠点回収に持参する。
太陽光発電設備、蓄電池、薪ストーブ等の設置に関する補助制度があります。設置経費や施工方法、電力消費量など十分な検討が必要です。
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