文字サイズ
自治体の皆さまへ

まちの話題

2/29

福島県広野町

◆東京電力HD小早川社長が来庁
東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出決定を受け、8月23日(水)、東京電力ホールディングス小早川社長が広野町を訪れ、遠藤町長と面会しました。小早川社長は「処理水の海洋放出は廃炉の完遂まで長期にわたり取り組むべき課題です。様々な懸念や不安に向き合い、廃炉作業が終わるまで風評被害を生じさせないという強い覚悟で取り組んでいきます。」と話しました。これに対し、遠藤町長は「放出にあたっては安全や透明性の確保、風評対策の取り組み、適切な賠償の実施などに全力で取り組んでもらうとともに、住民や漁業者に寄り添いながら一丸となって取り組んでほしい。」と述べました。

◆令和5年度広野町敬老会を開催
4年ぶりに通常開催となった広野町敬老会が9月6日(水)、町中央体育館で開催されました。当日は悪天候ながらも約60名の方々が出席され、式典では遠藤町長、北郷議長、福島民報社双葉南支局の渡部支局長らが長寿を祝い祝辞を述べました。結婚50周年を迎えられた金婚夫婦10組へ広野町と福島民報社から表彰状と記念品が贈呈され、最高齢者には広野町社会福祉協議会の根本副会長、広野町老人クラブの大和田会長からそれぞれ記念品が贈呈されたほか、85歳以上の方244名に広野町社会福祉協議会より記念品が贈呈されました。式典終了後には、広野夢大使の岬はな江さんと国際文化交流舞踏団「曼珠沙華」によるステージイベントで会場を盛り上げました。

◆ヤマト運輸株式会社との包括連携協定締結式
広野町とヤマト運輸株式会社は9月25日(月)、住民サービスの向上を目的とした包括連携協定を締結しました。この協定は町とヤマト運輸がそれぞれ保有する人的・物的資源を有効に活用し、災害対策や観光振興、高齢者支援や地域の安心・安全等に関して連携することで、地域活性化及び住民サービスの向上などを図るために締結するものです。締結式には、同社福島主管の石山美香支店長らが出席し、石山支店長と遠藤町長が協定書にサインしました。締結にあたり遠藤町長が「相互の資源を活用して包括的な連携を図り、福島復興の大きな力にしていきたい。」と挨拶しました。

◆第70回福島県消防協会双葉支部幹部大会が開催
第70回福島県消防協会双葉支部幹部大会が9月10日(日)、広野町中央体育館で開催され、「地域防災の中核として消防の使命達成に邁進する」との大会宣言を採択しました。大会には双葉郡8町村の消防団幹部や来賓ら約300名が出席し、震災で犠牲となった殉職消防団に黙とうをささげた後、小薬支部長(楢葉町消防団長)、遠藤町長が挨拶し、関根相双地方振興局長らが祝辞を述べました。支部表彰では、消防活動に尽力した消防団員へ表彰状が贈呈され、受賞者を代表して広野町消防団の小松和真分団長が謝辞を述べました。

◆令和5年度広野町消防団婦人消防隊秋季検閲式
広野町消防団婦人消防隊秋季検閲式が9月24日(日)、広野町総合グラウンドで行われ、団員らが防災と防火への誓いを新たにしました。検閲式には消防団員と婦人消防隊員、株式会社JERA広野火力発電所自衛消防隊員を合わせて約80人が参加し、通常点検や機械器具点検、小隊訓練などを行いました。遠藤町長は訓辞で「消防団は住民の生命財産を災害から守り、ふる里広野町の復興の礎となるものです。近年発生している自然災害の猛威に対して、消防の重要性をあらためて認識し、町民の信頼に応えるべく団員、隊員が一丸となって取り組んでほしい。」と挨拶しました。

◆土屋復興大臣・高木副大臣・平木副大臣が就任挨拶
土屋品子復興大臣が9月20日(水)、就任後初めて広野町を訪れ、町役場で遠藤町長と面会しました。就任挨拶には土屋復興大臣、高木副大臣、平木副大臣らが出席し、土屋大臣は「復興大臣として、現場の声を聞き、肌で感じながら被災地に寄り添っていきたい。震災から12年が経過しても被災地には解決しなければならない重要な課題があります。きめ細かい支援を通じて復興の総仕上げに全力で取り組んでいきます。」と挨拶しました。遠藤町長は「広野町は9割の住民帰還を成し得た“原子力災害からの共生のまち”として、今後も被災地の新たな展望に向けて全力で復興を前進させていきます。」と述べました。

◆ふたば未来学園バドミントン部・レスリング部活動報告会
ふたば未来学園中高のバドミントン部とレスリング部の生徒が9月1日(金)、広野町役場を訪れ、遠藤町長に全国大会などでの活躍を報告しました。中学バドミントン部は全中大会に出場し、男子の団体、ダブルス(宮下・増田組)、シングルス(山城)、女子の団体、ダブルス(畠山・溝尾組)が優勝し、高校はインターハイで男子団体と女子ダブルス(須藤・山北組)が優勝しました。中学レスリング部は阿久津さんがU17世界レスリング選手権で優勝しました。報告会には郡司校長をはじめ各部の部員や顧問ら29名が出席しました。遠藤町長が生徒代表へ表彰状と目録を贈呈し、「皆さんの活躍から感動と勇気をもらいました。今後の活躍を期待しています。」と挨拶しました。

◆沼津学園桐陽高校で町長講演会を開催
遠藤町長は9月4日(月)、静岡県沼津市の学校法人沼津学園桐陽高等学校を訪れ、全校生徒約400名を対象に『福島・復興・創生への災害に強いまちづくり』と題して、講演会を開催しました。同校とは被災地支援を通じて、平成27年と平成28年にいわき市の仮設住宅への訪問をきっかけに、これまで13回に渡り交流を重ねてきました。講演会で遠藤町長は、これまでの被災地支援に対する感謝を伝えるとともに、広野町の震災による被害状況やこれまでの復旧・復興の状況、今後の新たなまちづくりの取り組みについて紹介し、「福島の訪問から被災地の現況を受け止めていただきたい。被災地における正しい情報発信を念頭に、風評対策に取り組み、復興を前進させていきたい。」と講演しました。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU