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第3回広野町議会定例会 町長一般経過報告(1)

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福島県広野町

◆“日本一元気な町づくり” ふる里復興・創生「草創の年」
―いのちを守り、人を活かし・未来をつくる町―

令和5年第3回広野町議会定例会が9月12日から15日までの会期で開催され、一般質問ならびに議案の審議がなされました。
会期初日には、遠藤町長が第2回定例会(6月開催)以降の町政経過報告を行いました。町民のみなさんにお伝えしたいことがたくさん盛り込まれていますので、主な内容の抜粋を掲載します。

◇台風13号の影響による災害対策本部
9月8日、午後7時49分に大雨警報が発表されたため、午後7時53分に災害対策本部を設置しました。午後8時22分に土砂災害警戒情報が発表され、夜間を通して気象情報の収集、関係機関との連携・対応に取り組みました。この間、気象庁より午後9時半までの1時間に広野町付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとして、記録的短時間大雨情報も発表されました。午後11時29分、福島県知事から町長へ状況確認等の連絡がありました。9月9日、午後2時4分、大雨警報が解除され警戒配備体制を解除しました。この大雨により、人的被害および住宅等への被害はありませんでしたが、県道上戸渡・広野線の箒平地区で道路が崩落し、現在通行止めとなっております。同日、いわき市長に対し、お見舞いと災害対応への職員協力等について連絡を行い、「浜・中・会津友好協定」を締結する平田村長、西会津町長からお見舞いのご連絡をいただきました。

◇総務課
6月17日、広野駅環境美化推進協議会が主催する美化活動が、広野駅周辺で行われました。当日は、暑さが厳しい中、同協議会の根本会長をはじめ、JR職員OBや町職員など約60人が参加し、広野町の玄関口である駅前や駅構内の除草作業に取り組みました。
6月24日、25日、第34回広野町民号「石巻・松島海岸巡りさくらんぼ狩りと米沢ふれあい旅」を町民や町内事業者など82名の参加のもと、コロナ禍の影響により4年ぶりに開催し、町民等が旅行を楽しみながら親睦を深めました。交流会において、来賓の櫻井公一 松島町長、小沢晴司宮城大学教授から歓迎の言葉をいただきました。
6月27日、故黒田政徳様への叙勲「旭日単光章(きょくじつたんこうしょう)」伝達式をご遺族同席のもと執り行いました。
7月3日、特別職及び職員26名参加のもと、福島第一原子力発電所視察を行い、廃炉及びALPS処理水の海洋放出への取り組みについて現況を確認しました。
7月4日、広野町地域公共交通活性化事業「NOSSE(のっせ)」出発式を行いました。従来の町民バスに新たにデマンド交通を組み合わせたNOSSEの取り組みにより、町民の買い物や通院、公共機関への移動手段の確保を図っていきます。
8月23日、東京電力ホールディングス株式会社 小早川社長、小野副社長、髙原復興本社代表が来庁し、議長同席のもと、国の「ALPS処理水の処分に関する基本方針」に基づき実施される福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出について説明を受けました。処理水の海洋放出において、科学的な根拠に基づく安全性の理解は進んできているが、社会や国民における「安心」の醸成(じょうせい)は必須であり、国・県等が実施するモニタリング調査結果等を国内外に対し透明性をもって情報発信し続け、「新たな風評」を生まない社会・環境形成、廃炉作業等における安全の徹底について意見を申し伝えました。
9月4日、学校法人沼津学園桐陽(とうよう)高等学校において、400人の生徒を対象に「福島・復興・創生への災害に強いまちづくり」と題して講演を行いました。学校法人沼津学園は、震災後13回にわたり約1、500人の教員・生徒が当町を訪問し、老人クラブの高齢者との交流や「沼津の杜公園」の河津桜の手入れなどを行ってきており、9月28日にも来町する予定です。

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