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第3回広野町議会定例会 町長一般経過報告(2)

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福島県広野町

◇復興企画課
7月5日、第27回廃炉・汚染水・処理水福島評議会が、いわきワシントンホテルを会場に開催され、太田房江経済産業副大臣を議長に、15市町村長、県漁業組合連合会、県商工会連合会、原子力災害対策本部 廃炉・汚染水・処理水対策チーム、原子力損害賠償・廃炉等支援機構、復興庁などの関係機関、東京電力ホールディングス株式会社廃炉推進カンパニー、福島復興本社の事業者、総勢50名が出席しました。広野町は、処理水放出に伴う風評被害防止と国際機関による正確な情報発信、地域の合意形成について求めました。
7月12日、広野駅東側第2期開発整備事業として、町と受託者パナソニックホームズ株式会社との共同による47区画の住宅造成工事が完成し、北郷議長はじめ議員各位、来賓を迎えての竣工式が開催されました。
7月26日、27日、町、議会との合同要望として、第二期復興・創生期間後における被災地の支援継続、予算の確保、福島イノベーションコースト構想の推進、移住・定住の推進、カーボンニュートラルへの支援など、竹谷(たけや)とし子 復興副大臣、太田房江経済産業副大臣、柳本顕(やなぎもとあきら) 環境大臣政務官、橘慶一郎 自由民主党東日本大震災復興加速化本部事務局長、吉野正芳本部長代理ほか、地元国会議員、東京電力ホールディングス株式会社に対し、要望活動を行いました。
7月30日、早稲田大学ふくしま浜通り未来創造リサーチセンター主催、第12回ふくしま学(楽)会が、県立ふたば未来学園中高一貫校をメイン会場として、リモートと合わせて約150名の参加者のもと開催されました。
福島第一原子力発電所の廃炉や浜通り地域社会の将来像について、早稲田大学、東京大学の専門家や新たに双葉地方に進出した企業の代表者、ふたば未来学園高校生らが登壇し、研究内容や取り組み状況を報告するとともに、参加者と意見交換をしました。
8月6日、二ツ沼総合公園フルーツミュージアムへの来場者が5万人に達し、記念のセレモニーを開催しました。5万人目の来場者は、三春町にあるコミュタン福島のバスツアーに参加した小学生の団体のみなさんでした。セレモニーでは、参加者全員へ国産バナナ「綺麗」を使ったスイーツを贈呈しました。
8月27日、第7回福島第一廃炉国際フォーラムが双葉町産業交流センターで約200名の参加のもと開催されました。福島第一原子力発電所の廃炉を着実に進めていくため、国内外に対して正確性と透明性をもった情報発信が求められ、地元住民との丁寧な議論の継続が重要であります。
今般の開催は、8月24日の福島第一原子力発電所廃炉に伴うALPS処理水が放出された直後であり、主催のNDFや経済産業省、IAEAやOECDなどの国際機関、当事者の東京電力ホールディングス株式会社廃炉推進カンパニーによる見解と説明がなされ、会場との意見交換がなされました。
9月1日、里見経済産業大臣政務官が来訪し、二ツ沼総合公園の国産バナナ栽培事業で実施している産総研の地下水を使った熱交換システム(地中熱)を活用した再生エネルギー事業の取り組みを視察し、国産バナナ「綺麗」のご試食をされました。里見政務官から、広野町のチャレンジが地球温暖化防止、省エネの推進につながることを期待するとのお言葉を頂きました。
9月3日と6日、町の魅力発信やイベントへの参加などを行う「広野夢大使」に尾田栄章様、岬花江様を任命しました。広野夢大使は、福島県や町にゆかりのある人、東日本大震災からの復興に尽力する人などを任命しており、今後、町の情報発信などで復興を後押ししていきます。

◇町民税務課
マイナンバーカード普及促進事業は、申請やマイナポイント受付等の機会を増やすため、毎月2回日曜日の役場開庁、高齢者宅訪問に加え、申請業務委託によりスタッフを増員し対応しています。
これまで、マイナンバーカードの発行に関しては、総務省において「交付件数」、「交付率」として公表していましたが、この数値にはすでに亡くなっている方も含まれ実態に合わないとのことから、7月より現在有効なマイナンバーカードのみを対象とする「保有枚数」、「保有枚数率」と名称を変更しました。
総務省発表による令和5年8月31日現在、本町におけるマイナンバーカードの保有枚数は3、731枚であり、保有枚数率は79・9%、県平均は72・4%、全国平均は71・7%となっています。

◇健康福祉課
7月4日から8日7月4日から8日までの5日間、3密を防ぐために検診会場を町中央体育館とし、待機中の座席間隔を十分にとり、総合検診を実施しました。受診者数は、国保特定健康診査407人、後期高齢者健康診査244人、社保被扶養者特定健康診査51人、その他の検診16人、合計718人でした。
受診されなかった方の受診機会として8月27日、日曜日に検診日を設けるとともに、国保特定健康診査の未受診者に対して受診勧奨通知を行い、受診率の向上を図りました。
また、女性特有の疾病である「乳がん・子宮がん」の早期発見・早期治療を図るため、7月1日から10月31日の期間、乳がん検診・子宮がん検診について検診日・検診場所を設定し、広野町保健センター又はいわき市の医療機関において実施しています。
9月6日、令和5年度広野町敬老会を町中央体育館において開催し、結婚50周年を迎えられた10組のご夫妻へ福島民報社とともに金婚夫婦表彰を行い、最高齢者および満85歳以上の高齢者に対して記念品の贈呈を行いました。余興として「歌と踊りの祭典」を開催し、来場された高齢者の皆様は、楽しい一時を過ごしました。
新型コロナウイルス感染症ワクチン接種につきまして、5歳以上のすべての方約4、500名を対象とした令和5年秋開始接種は、高齢者と基礎疾患を持つ方は、9月20日から馬場医院での個別接種、12歳以上65歳未満の接種希望の方は、保健センターでの集団接種、5歳以上11歳未満の方はふたば医療センターでの実施に向け準備を進め、円滑なワクチン接種に取り組みます。

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