第3回広野町議会定例会 町長一般経過報告(3)

5／29

◇こども家庭課
6月16日、保育・給食参観を開催しました。当日は、保育参観の前に3歳から5歳児保護者を対象に、相双保健福祉事務所・歯科衛生士による「フッ化物洗口(せんこう)事業」、わくわくネットいわきによる「小学校入学までに親として知っていたいことについて」の説明会を併せて実施しました。
7月7日、こども園の3歳から5歳児を対象に、劇団飛行船によるアリオスでの演劇観賞に参加しました。園児たちは、大きな会場で演じられる2つの劇を最後まで真剣に鑑賞していました。
7月21日、児童館において夏祭りを実施しました。4年ぶりに新型コロナウイルス感染症による規制が一切無い中での開催に、浴衣や甚平を着た児童たちは、友だちと一緒にゲームやヨーヨーすくいなどを行い、夏祭りを楽しんでいました。
8月10日、こども園の3歳から5歳児を対象に、田村市ムシムシランドでの体験見学会を開催しました。園児たちは、昆虫館で世界の貴重な生きた昆虫を見学し、カブトムシドームでは自然の中で実際にカブトムシに触れるなど、貴重な体験をしました。この体験見学会は、次年度以降も継続的に開催することを予定しています。
9月1日現在、こども園、児童館の在籍者は、こども園94人、児童館64人となっています。

◇環境防災課
6月21日、7月21日、広野町安心・安全ネットワーク会議立哨活動を国道6号役場前交差点等で実施し、ドライバーに安全運転への注意喚起を促しました。7月21日、広野町安心・安全ネットワーク会議を開催し、交通事故防止対策、熱中症予防、ごみの分別について会員企業に協力を求めました。
7月14日、双葉警察署の「夏の交通事故防止県民総ぐるみ運動出発式」が、広野町中央体育館で行われました。出動式には、交通関係団体を始め、地元企業、広野小学校の1・2年生が参加して運動期間中の無事故を誓い合いました。福島県警察音楽隊による演奏も行われ、参加者した小学生たちも楽しく交通安全を学びました。
8月16日、町内の河川と海岸の環境を守るため、盆送り供物の回収を行ないました。役場敷地内に焼香台と供物置場を設置し、早朝より多くの方々に活用いただき、供物約450個、重さにして410キログラム分回収しました。
9月10日、第70回福島県消防協会双葉支部幹部大会が広野町中央体育館で開催されました。大会には、双葉地方の消防団幹部団員及び婦人消防隊員、約300名が参加し、永年の消防功労者に対しての表彰、並びに国県等表彰、日本消防協会、福島県消防協会表彰受賞者の披露が行われました。

◇産業振興課
6月15日と7月7日、JA福島さくらふたば統括センターが主体となり「あぜみち指導会」を実施いたしました。延べ50人の参加者に対し、水稲栽培管理、病害虫防除対策、農作業中の安全管理等について説明を行いました。
7月8日、田村市において「昆虫の聖地協議会」設立総会及び発足式が開催されました。当協議会は原子力被災12市町村が発起人となり、多様な昆虫が生息していること自体に着目し、豊かな里山を守り、大切な観光資源として生かしながら市町村が連携して交流人口の拡大を目指すことなどを目的に設立され、本町を始め県内12市町村、宮崎県延岡市など県外から2市1町、合計15の自治体が参加しています。今後は昆虫に関する交流事業、里山保全や復興の情報発信などを実施します。
7月15日、16日の両日、広野町中央体育館及び広野町公民館において、福島県事業再開・帰還促進事業を活用し、町民の帰還促進と町内事業者の支援を目的とした「プレミアム付ひろの商品券」の特設販売会を開催いたしました。7月18日から12月28日までは、広野町商工会館において販売しています。8月末日現在、13、342セット、額面にして200、130、000円分の商品券を販売しました。「プレミアム付ひろの商品券」事業につきましては、令和5年度で終了となります。
7月11日、広野小学校6年生全員参加により、ふる里広野町の自然を愛し、育てるために協力して社会に奉仕することを目的とした「広野町緑の少年団」の結団式を執り行いました。新型コロナウイルス感染症の影響により2年ぶりの結団式となりました。9月3日には、「未来へつなぐ希望の森林(もり)づくり」をコンセプトに南会津町で開催された「第6回ふくしま植樹祭」に緑の少年団2名が保護者と共に参加し、山桜やブナなど広葉樹の植樹や自然と共生する環境づくりとして緩衝帯整備のための育樹などを体験しました。
8月11日、国の「新型コロナウイルス感染症の基本的対処方針」が廃止となったことを踏まえ、二ツ沼総合公園において真夏の祭典「広野町サマーフェスティバル2023」を飲食物のテント販売、ステージイベントなどを従来通り実施して開催しました。会場には、若松謙維参議院議員を始めとする多くのご来賓と町内外から訪れたおよそ10、000名の皆様が夜空を彩る4、000発の花火を堪能していただきました。

◇建設課
町道北釜・大谷地原線道路改良舗装工事につきましては、4月に契約した埋蔵文化財の本発掘調査が終了し、調査の結果、堅穴建築物跡2件、溝跡1件、縄文土器や弥生土器等が出土しました。出土した遺物については、7月に契約した埋蔵文化財報告書作成業務委託によりデータの取りまとめを進めています。
本工事につきましては、支障電柱6本の移設、流末の排水構造物設置が完了し引き続き本線の道路改良を進めています。下水道移設工事については、起点部から施工し延長100m区間すべてが8月21日に完了しました。上水道移設工事については、双葉地方水道企業団発注により工事を実施しており、延長80m区間のうち8月4日時点で7m完了し、残りの73mにつきましては、9月19日より施工予定となっています。
町道萱平線につきましては、5月25日に2箇所ある橋梁の詳細設計の委託契約を締結し、6月29日には水道管の添架設計の委託契約を締結しました。どちらも令和6年2月29日に完了予定となっています。河川測量については、地権者へ測量立入の周知を図り、10月上旬完了し、その後、橋梁詳細設計を進めていく予定となっています。福島地方法務局の調査で判明した長期相続登記未了土地については、司法書士と用地取得の方法について協議をしています。
町道田戸作線道路改良工事につきましては、7月27日に工事請負契約を締結し、延長253m区間の道路改良工事を実施します。工期については、令和6年2月29日完了予定となっています。現時点では現地調査・測量を実施し、10月から現地の状況を確認しながら工事を進めていく予定となっています。