保健だより

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■「ふくしま健康経営優良事業所2022」に町内2事業所が認定
従業員の健康づくりに積極的な事業所が認定を受けられる「ふくしま健康経営優良事業所」に新たに町内の2事業所が認定を受けました。

株式会社大和田測量設計では、若い人の肥満や高血圧が多いことから、健康診断で血圧が高い人には強制的に受診をすすめ、日頃からいつでも血圧を測定できるよう社内に血圧計を設置し、週に一回は数値を入力しているなどの取り組みを行っています。
また、禁煙対策として、喫煙所の利用回数と時間を制限することで、たばこの本数が減った方や禁煙に成功した方がいるなど、健康づくりに積極的に取り組んでいます。

株式会社稲村屋では、血圧計の設置、喫煙所の撤去、社員と宿泊者が24時間利用できるトレーニングジムを設置するなど、宿泊者も含めた健康づくりに取り組んでいます。
また、遠隔地に長期滞在する社員等に対し、電気機器メーカーと協力し、宿泊する部屋に心電計付き血圧計と体重計を置き、測定してもらうことで、その記録が健康管理センターに自動で送られるシステムを使い、健康管理を行っています。日々の記録をもとに、個別に食事指導や生活習慣のサポートができるため、今後更に健康意識を高めていく取り組みを行っています。

■5月31日は世界禁煙デーです
たばこを吸い始める年齢が若いほど、がんなどになるリスクが高まるほか、より強いニコチン依存症になりやすいことが分かっています。
もちろん、大人になっていつから吸い始めても、たばこは健康によくありません。一度たばこの習慣が身についてしまうと、やめるのが大変難しいです。慎重な判断や行動を心がけましょう。

◆たばこと歯周病の関係
◇歯周病って?
歯周病は、歯肉や歯を支えている骨などがプラーク(歯垢)の中の細菌に感染し、出血したり、口臭が強くなる病気です。重症になると歯が抜けてしまう場合があります。

◇たばこを吸うと、歯周病にかかりやすく、進行を早めます
たばこを吸うと歯肉の血流が悪くなり抵抗力が弱まるため、歯周病菌に感染しやすくなります。また、唾液量が少なくなり、口の中の汚れが残りやすく、歯の表面にタールが付きザラザラになるのでプラークがつきやすいです。

◇たばこを吸う人は、歯に汚れが付着したり、歯肉が黒ずむことがあります
歯の表面に黒いタールが付きます。また、歯肉はメラニン色素が沈着し、ピンク色の状態から黒ずんできます。

◆禁煙外来を活用して、上手に禁煙!
たばこは手軽なストレス解消法のように思えるかもしれません。しかし、喫煙して落ちついた感覚になるのも、ニコチン依存症の症状です。加熱式たばこにも紙巻たばこと同程度のニコチンが含まれています。ニコチンに依存した生活から逃れるのは簡単なことではありません。
そこで、上手に活用していただきたいのが禁煙外来です。6か月以上続く禁煙の成功者は自力で禁煙した場合に比べて4～6倍も高くなっています。
禁煙外来は、日本循環器学会のホームページで検索することができます。

問合せ：広野町　保健センター
【電話】0240-27-3040

■高齢者肺炎球菌予防接種のご案内
対象：
(1)今年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方
(2)60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する方
接種期間：令和6年3月31日まで
※福島県内の登録医療機関で行うことができます。接種を希望する医療機関へお問い合わせください。
※町では今年度の65歳になる方に個別に郵送しております。
※過去に一度でも23価肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方は町の助成対象になりませんのでご了承ください。

問合せ：広野町　保健センター
【電話】0240-27-3040

■内部被ばく検査のご案内
町民の皆さまを対象に、内部被ばく検査を実施しています。
検査を希望される場合は、ご予約が必要です。
事前に保健センターへお申込みください。

問合せ：広野町　保健センター
【電話】0240-27-3040