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自治体の皆さまへ

地域づくり懇談会の内容をお知らせします!(2)

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福島県昭和村

3.空家対策・利活用について
〔質問〕最近、空き家を解体する件数が増えている。今後も増えそうだ。戸数が減ると地区として好ましくない。
〔回答〕空き家は朽ち果てた空き家、そして利活用できる空き家の二極化。隣近所に被害を及ぼすような空き家は村が特定空き家に認定し所有者に解体を通知している。取壊費用の一部を村で助成している。本年度は2件解体に結びついたが、困難な物件もある。固定資産税の納付書発送時にもお知らせしている。

〔質問〕空き家の管理や除雪が大変だ。
〔回答〕喰丸小の観光交流係に空き家バンク登録などご相談いただきたい。さらに今年から3人が空き家コンシェルジュとして最前線で相談に乗っていただいている。
最近は空き家バンクに登録し売買を希望する方が増えてきた。売買価格は売り手の意向で決めていたが、適正価格の取引になるよう民間業者に委託して、その家がどれくらいの価値があるのかを調べて販売価格に使っている。

〔質問〕地区として空き家問題を重要視している。移住者と良好な関係性を築きたい。
〔回答〕新年度は空き家改修と人を呼び込む空家リノベーション制度を検討している。
空き家コンシェルジュの皆さんと一緒に村としては移住した人、特に生産年齢人口の人には地域に入ってもらい、地域の普請や祭りなど地域活動に参加するよう伝えていきたい。

4.小中一貫校について
〔質問〕他地域から移り住みたいと思えるような小中一貫校を目指してほしい。
〔回答〕今年度取り組んでいることが4点ある。
1つ目は、中学校専門教員が小学校に出向いて小学5年・6年生の授業実施。先生の意識も変わってきて、他の学校で経験できない貴重な経験だと発言していた。
2つ目は、文化祭を小中合同での実施。中学校の校長先生が是非、合同でやらせてほしいということで初めての合同文化祭を昭和村公民館で開催した。最後に合同合唱も行い、人数も少ない中で裏方など児童生徒、職員が一緒に関わり合いながら手作りの文化祭ができたのは素晴らしかった。来年度も実施したい。
3つ目は、檜枝岐小中学校校長による講演会を行った。どういう経過でどのような形で小中一貫校を行っているのかを聞くことができた。成果や課題を皆さんに理解していただく形ができたのは大きかった。
4つ目は、小中学生の保護者や保育所の保護者、学校を支援してくださる方と一貫教育について意見をもらう子育て井戸端会議を行った。今年は結論は出さずに、いろいろな話を我々が受け止めるということで行った。

〔質問〕校長住宅の建設はいつ頃の予定か。
〔回答〕小中津川字石仏地内にある校長住宅2棟と、その隣の教員住宅1棟の合計3棟を壊して、1棟4世帯の住宅を建てたい。令和5年度は設計に着手し令和6年度に建築したい。

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