Wi-Fi(ワイファイ)のむら #10 生成系AI

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村では、令和4年度から生活圏の屋外でのインターネット通信を無料で利用できる「公共インフラWi-Fi」の整備を段階的に進めています。その普及にあたって、Wi-Fiやデジタル技術について、隔月での連載を行っています。

ようやく、Wi-Fiネットワーク整備に関する補助事業の採択通知が6月に届きました!
さて、今回は、最近よく聞く「ChatGPTなどの生成系AI(人工知能)」について、触れていきたいと思います。
ChatGPTを使ったことがある方はご存知かと思いますが、質問を投げかけると、まるで人間のように自然な対話形式でAIが回答してくれるものです。文章の生成だけではなく、翻訳や音声認識、画像生成など、膨大な学習データに基づいて様々な生成を行ってくれます。
役場でも検証を行いましたが、事実かどうかの確認は要するものの、かなりの確度で回答してくれます。
世間では、一時期論文などに丸ごと生成系AIが作成した文章を流用することが問題となりましたが、現在では、それらをかなりの確率で見破るツールも開発されていますので、「夏休みの読書感想文をChatGPTに書いてもらおう」なんて思った学生はいないと思いますが、ご注意くださいね。
生成系AIは、使い方を間違わなければ非常に有益なツールです。毛色は違いますが、AIの機械学習による画像認識などは実用化されており、無料のライブラリを用いて動体判定などの検証を行っていますが、年々精度は高まっています。
コロナ禍の折に、店舗の混雑状況を表示するシステムがありましたが、あれも裏側ではリアルタイムでAIが画像を判定して(人がどのぐらいいるのか)閾値にあわせて表示をしています。
このように、我々の暮らしの身近にAI(人工知能)など便利な技術が利用されているのです。

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